トレッキング3日目(11月9日)、クムジュンへのハイキング
朝は雲もなく、宿正面左にヌプラ(5,885m)、右にクワンデ(6,187m)の朝焼けがばっちり。
計画では本日中にクムジュン村(3,780m)へ移動する予定だったのだが、呼吸が苦しいのと、頭痛も出ているため、日帰りハイキングに計画変更して、ナムチェ・バザールに戻ってくることにした。
昨日のナムチェ到着直後よりは呼吸もずっと楽になったが、それでもキツイ。
気温は日陰で10℃、少し風が出てきたので防風のジャケットを着用する。
手の方は100円ショップで購入したフィンガーレス・グローブで充分暖かいし、写真を撮るのに便利。
8時過ぎにナムチェを出発し、ゆっくり2時間かけて有名なエベレスト・ビュー・ホテル(3,880m)着。
ナムチェからこのホテルまで出かけて、テラスでお茶することが高度順応の定番コースとなっているらしい。
展望はもちろんすばらしい。
↓左はタボチェ(6,495m)、中央奥左からエベレスト(8,848m)、ローツェ(8,516m)、右はアマダブラム(6,812m)
展望も設備も最高のホテルなのだが、あきらかな悪意でお茶代のつり銭をごまかされた。
今回の旅で唯一ここだけだった。
展望とお茶を楽しんだ後は、クムジュン村(3,780m)へ下る。
静かで落ち着いた村だ。
ベーカリー・ショップを見つけたので、シナモンロールとコーヒーで軽い昼食。
峠を越えてナムチェへ下りにかかると、ガスがかかり始め、体感気温も急に下がり始めた。
午後2時過ぎに宿に戻る。
食堂にはカラ・パタール(5,545m)を目指している日本人カップルが休息していて、そのガイドさんが私の顔を見て「ちょっと顔が赤く見えるよ。」と注意してくれた。
日焼けのせいだと思ったが、部屋に戻って念のため体温測定したところ37.2℃だった。
頭痛と咳、鼻水は続いていたのだが熱があるとは思わなかった。
さすが、ガイドさんはプロだね。しかも、ゲストでない私の体調まで気にかけてくれる。
明日朝の状態によってはこの宿で休養停滞することにして、薬局でアスピリン(350R≒350円)を購入して服用。
夕食後には体温が37.8℃と更に上昇。こりゃだめだ。
早々と就寝。
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