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2013年1月

2013年1月22日 (火)

ポカラ再訪

チトワン国立公園でのジャングルサファリを終え、11月26日にバスでポカラへ向かった。

バスの乗客中3組5名が中国人でツーリストの中では一番多い。私の隣りの席になったのも北京から来たという育ちが良さそうな一人旅の若い女性で、英語が上手だった。
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ポカラへ向かう幹線道路は前回'88年に通った時とは相当変化していて、舗装もきれいになっているし、交通量が段違いに増えていた。
新しい町も道路に沿ってあちこちにできている。

5時間ほどでポカラのダムサイドにあるバスパークに到着。24年前はバスパークの周囲は原っぱだったのだが、今はビルに取り囲まれていた。

徒歩でレイクサイドのホテルに向かう。道路沿いには高級そうなホテルがいくつもできていて、すっかり様子が変わっていた。まるで浦島太郎のような気分になる。

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レイクサイドの大通りにはショップやカフェがいっぱい立ち並んでいて、カトマンズのタメル地区のようだ。
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夕刻になり明かりが灯ると、通りはツーリストであふれ、いっそうにぎやかになる。

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荷を降ろした宿は大通りから少し引っ込んだところにあるBlue Planet Lodge。

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朝食付きで一泊25ユーロと高めだが、スタッフの感じも良くて快適だった。

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レイクサイドの大通りはすっかり様変わりし、昔のような田舎町の雰囲気はなくなったが、レストランやショップが充実していて、普通の旅行者にはとても便利になってきている。

メインストリートのレストランで目に付くのはイタリアンと中華だ。ネパール・チベット料理の店は路地裏に追いやられている。

にぎやかといってもカトマンズに比べるとまだまだ静かで、ポカラではのんびりと過ごすことができる。

2013年1月15日 (火)

LANを増強

これまで100BASE-TXの有線ルーターでやっていたのだが4ポートしかなく、LAN接続の家電も増えてポート数が不足する事態になった。

そこでギガビット(1000BASE-T)のスイッチングハブを新たに導入した。
モノはバッファローのLSW4-GT-8NS/BK、8ポートあるので充分。

ずっしりした金属ボディで、無骨なルックス。
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アマゾンで3,618円だった。
マニュアルが同封されているわけでもなく、適当に接続したところちゃんとつながった。
早速にベンチマーク

元の100BASE-TX環境
リード、ライトとも90Mbps程なので目一杯だね。
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今回導入したギガ環境
リードは624Mbpsなのでそんなものかもしれないが、ライトが低いな。
どうなんだろうか。
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2013年1月14日 (月)

Jazz Live

二十歳前後にはジャズはかなり聞いていた。住んでいる田舎町にもジャズ喫茶があった頃だ。
名盤レコードなどもぼちぼちと買い込んで、コレクションを眺めてはにんまりしていた。

その後は音楽の興味もいろいろと変遷し、ジャズはほとんど聞かなくなった。
最後にジャズのライブを聞いたのは小曽根真のゴスペルコンサートで10年ぐらい前になる。

ところが、連れ合いが近くでジャズライブがあるという情報を聞き込み、勢いに押されて同行することになった。

これがそのリーフレット
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会場は自宅から車で20分ぐらいのところにある、Haus am Meerと言うペンション兼カフェレストラン。
国定公園の中にあり、自然環境がとても良いところ。

出だしの曲はセロニアス・モンクの「ストレート・ノー・チェサー」だった。

演奏メンバーのことは全然知らないのだが、やはりプロだね。バリバリと吹きまくる、弾きまくる。メインストリームのジャズをたっぷりと楽しむことができた。

2013年1月11日 (金)

チトワン国立公園、11月25日

3日目、早朝にホテル近くの川に沿ってバードウォッチング。持っていった双眼鏡がようやく威力を発揮した。
シベリアからの渡り鳥や、野生の孔雀など鳥の種類は多い。

↓カワセミの仲間、日本のものより大きいDscn4131_317

↓孔雀
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バードウォッチングの後は午後まで自由時間。

夕方前から最大の呼び物であるエレファント・サファリ開始。象に乗るのは初めてだ。
あちこちのホテルから客が集まり、10数頭の象で隊列を組んでいざジャングルへ。
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象の上からは見通しがきくので、大物も見つけられる。
↓鹿
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↓インド・サイにも接近。象の群れに取り囲まれてもゆうゆうと草を食べている。
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客はみんな大喜び。
このサファリ、子供を連れて参加すると良いだろうな。

2013年1月10日 (木)

チトワン国立公園、11月24日

2日目の午前中はカヌー・ライド。使用するカヌーはこの地方伝来の丸木舟だ。
川辺の野鳥や生息するワニを観察しながら、カヌーは静かに進む。
船旅は良いね。聞こえるのは水音と風の音だけで心が落ち着く。

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日光浴中のワニ、肉食性で獰猛なやつらしい。
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午後はジープでジャングル・サファリ
小さいスズキの四駆車に10人も乗車するのでいささか窮屈。
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ジャングルなので見通しが悪く、大物には出会えなかったのだが、小動物をいくつか見ることができた。

↓大蛇
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↓大トカゲ
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サファリが終わろうとする頃、客の中の若いイスラエル人と中年のアメリカ人が「M16のショートバージョンがどうだとか、9mmの弾丸がどうだとか」火器の品定めで盛り上がっていた。
退役しているのか現役の軍人なのかはわからなかったが、普通の日本人にはちょっとついていけない。

2013年1月 8日 (火)

チトワン国立公園、11月23日

チトワン国立公園は気にはなっていたのだが、野生動物にはそれ程興味もないし、日程の余裕もなくてこれまで訪れる機会がなかった。
今回、カトマンズに戻ってから帰国のフライトまで丸々17日もの余裕時間ができてしまったので、チトワン国立公園経由でポカラを再訪することにした。

ホテルのPCから現地ホテルへパッケージプログラムを申し込みOKのメールが来た。宿泊、食事、アクティビティがすべて込みのパッケージで、料金は3泊4日220USD。今回のネパール旅行では一番の豪華版だ。

現地までのバスはタメル地区の旅行代理店で500R≒500円。ネパールの長距離バスはとんでもなく安い。5時間もかかるのに燃料代がペイできるのかとさえ思う。

バスはカトマンズ市内を早朝7時に出発、途中のドライブインで休息タイム
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遅い朝食、ベジタブル・フライドヌードル100Rは結構おいしかった。
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12時半頃チトワン国立公園の玄関口となるソウラハ村へ到着。想像していたよりずっと田舎で、バスパークは田んぼの中のただの原っぱだった。

宿泊先のRoyal Park Hotelは広い敷地にコテージが点在していて、期待していたサファリ・リゾートそのもの。
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部屋はシンプルだけど、テラス付きで広くて快適

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食事はすべてビュッフェで、美味しくはないがまずまず。しかし、かなりの人は不味いと言うだろうな。

到着日の夕方からは、牛車で村をツアー。ゲストハウスやホームステイの看板を掲げた宿もいくつか見かけたので、予約なしでふらっと訪れても何とかなりそうだ。
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このホテル、ほとんどがグループ・ツアー客で、個人客はほんの少し。
そのため、食事時はそうした個人客同士が大きいテーブルで相席となる。
食事時の会話はお互い共通の英語となるのだが、これが私にはなかなか大変で、食事を終えて部屋に戻るとどっと疲れが出てしまう。

しかし、疲れるのだがいろんな国の人達の話を聞くことはなかなか楽しい。
あるアメリカ人の父と娘の二人連れはマナスル・サーキット※のトレッキングを終えてから来ていた。
娘はメキシコからカナダまでのロング・トレールを制覇したスルーハイカーだし、70歳ぐらいに見える父親はメラ・ピーク(6,476m)への登頂経験もあるとのことで、なかなかにすごい人達だった。

※マナスル(8,163m)を中心にして周囲をぐるっと一周するトレッキング。最高到達点は5,220mとのこと。参考ウェブはこちら

2013年1月 5日 (土)

バクタブル、11月21日

カトマンズ盆地は世界遺産に登録されていて、その中で東に位置するのが古都バクタブルだ。'88年に訪れてはいるのだが、今回再訪してみた。
カトマンズ中心部からミニバスに乗車して一時間程。新しくて広い道ができていてスムーズに到着。

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王宮とそのゲート、一部は美術館になっている。
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王宮の中にあるヒンドゥー寺院入り口、教徒しか入れない。
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観光ルートぞいの風景、ちょっと外れるともう農村だ。
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古い建物が残っている一角
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こうした観光スポットでは中国本土からの団体客がやけに目立つ。
日本製の高そうな一眼レフが人気で、でかいズームレンズを付けたやつを皆さん結構持ち歩いている。

中国人ツーリストはカトマンズ中心部でもやたらに見かけるし、簡体字の看板も多い。通りを歩いていて呼びかけられるのは半分ぐらいは「ニイハオ」だ。
私もツアー客がしゃべっている言葉を聞くまではコリアンなのか、中国人なのか、日本人なのかほとんどわかないので無理もない。

2010年から中国人はノービザで観光できるようになったとのことだ。
ネパールにとってはこれからも期待できる良いお客さんだろう。

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