ハードボイルド
アメリカ独自のジャンルであるハードボイルド映画には名作も多い。
有名なところでは
ロマン・ポランスキー監督、ジャック・ニコルソン主演の「チャイナタウン」。
ロバート・アルトマン監督、エリオット・グールド主演の「ロング・グッドバイ」。レイモンド・チャンドラーの原作は村上春樹が新訳版を出している。
古いところでは
ハンフリー・ボガード主演の「マルタの鷹」、ポール・ニューマン主演の「動く標的」、ロバート・ミッチャム主演の「さらば愛しい女よ」
ハードボイルド映画は私立探偵が登場して、人探しを依頼されることから話が始まっていく。場所は大都会だ。
最近見たアメリカ映画「Winter's Bone」はこうした本来のハードボイルド映画の枠からは外れているのだが、正調のハードボイルドだった。
片田舎に住む少女が必要に迫られて行方不明の父親を探し始めていく・・・、淡々とした話の流れと、暗めの映像にグッと引き込まれてしまった。
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