トレッキング1日目、Kühtaiへ移動
Stubai Alpsの北側には東西方向にSellrain谷という大きな谷が横たわっていて、幹線道路が通っている。
今回歩き始めるのは、この谷を詰めた峠にあるKühtaiというところ。
インスブルックからはバスで1時間ほどでこのKühtaiへ着ける。このバスの時刻表はもちろん、バス停の詳細な地図などすべての情報がネットで調べられので、旅行者にはとても便利だ。→こちら
そうなので、早朝にインスブルックをバスで発てば、kühtaiで前泊する必要はそれほどないのだが、慣れない土地でもたもたする可能性もあり、余裕をもって前泊することにした。
7月16日(火)、ゆっくりと朝食とパッキングを済ませ、余分な荷物はホテルに預かってもらった。3本目のバスで11:05分にインスブルックを出発。
バスはきれいな車体で、途中小さなリゾート村をいくつか通過していく。料金は7ユーロほどだった。
12時ちょと過ぎにKühtai着。
峠にあるリゾートホテルのテラス席で昼食。眺めは最高で、ドライブ客やバイカーが次々とやってくる。ほとんどの人が半袖姿だが、風が少しあって私には薄いウィンドブレーカーが必要だった。
昼食を済ませて少し先にある宿泊予定のDortmunder Hütteへ移動。
遠くに明日に登ることになるロックフィルダムが見える。思っていたより山々に残雪が多い。ここら辺はかつて夏の放牧場だったのだろうと思う。民家らしいものは見当たらない。
ここでロックフィルダムの左手尾根に向けてリフトが動いているのを発見したのだが、チケット窓口を覗くと朝は9時始発なので明日のトレッキングには使えないことが判明。
ただ、このリフトを使うとかなり時間短縮できるのでインスブルックからの一番バスに乗ればKühtaiで前泊する必要性はなくなる・・・・・・。
しばらくでDortmunder Hütte着、標高は1,948m。バスの終点でもある。
部屋は最上階のドミトリーで、少し暗いがきれいな部屋だった。一番乗りなので窓際を確保した。寝る頃にはほぼ満員となった。
明日のルートの取り付け部分を確認した後は、することもなくテラス席でまたビール。
夕食はシュニッツェル(カツレツ)だった。味はまずまず。
↓これにスープ、デザートが付く。
この小屋、宿泊料金は前払いで、2食込み40数ユーロだった。
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同じステュバイ・アルプスをトレッキンしたmak-lionさんの旅行ブログはこちら
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