NASで使っていたハードディスクが故障
導入しているNASからドライブが故障しているとのメールが来た。
故障した方のドライブを取り外して当該ドライブメーカーであるウェスタン・デジタル社からツールをダウンロードして検査してみたところ”Too many bad sectors"というエラーが出て途中で検査が中止される。
あきらめてウェスタン・デジタルへユーザー登録して、保証交換してもらうことにした。これがなかなかに面倒だ。ネット情報を参考にようやく手続き完了し、厳重に梱包して指定されたベトナムのサービスセンターへ発送した。航空便で送料は1,240円だった(ユーザー負担)。後は無事代替品が届くのを待つだけ。
ディスク2台でRAID1(ミラーリング)を組んでいたので、もう1台のディスクとデータは無事だったのだが、ネットで調べていくと組み込んだハードディスクにそもそも問題があるとの情報がたくさん出てきた。
組み込んでいるドライブは”省エネ・エコ”をうたっているウェスタン・デジタルのグリーンシリーズなのだが、その”省エネ・エコ”機能がドライブの使い方によってはかえって製品寿命を縮める結果になるらしい。ウェスタン・デジタルのサイトにもRAIDにはお勧めしないと記載されている。参考URL
それとは知らずに1年半近く使ってきてしまったことで故障に至ったようだ。”お勧めしない”ではなくて”適応していない”と記載してほしいな。
2ヶ月ほど前に追加したばかりで故障していないもう片方のドライブをチェックしてみたところ、1,160時間の稼動にもかかわらず”Load Cycle Count”が18万回オーバーとなっている。
設計寿命は30万回程度らしいのでこのままではあと数ヶ月で危険領域突入となってしまう。
悪さをするこの”IntelliPark”という省エネ機能を無効にするにはDOSのツールを使う必要がある。
DOSを触るのは久しぶり、メーカーからWDidle3 Ver1.05をダウンロードしてFDを作成、ドライブをNASから取り出してPCに接続、起動してコマンドを打ち込み無事無効にできた。
これでなんとかNASの運用を続けられるだろう。
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