ニュージーランド、ミルフォード・トラック 第1日目「小雨のトレール」
出発当日の11月21日、トレールが再開されてようやく山小屋やトランスポートのチケットを手に入れた。その後観光保護局オフィス前からワゴン車に乗り、Glade Wharfへ向かう船の船着場へと移動。
その船も渡っていくテ・アナウ湖も想像以上の大きさで、船は高速で進むのだが到着まで1時間以上もかかってしまった。
Glade Wharfに着くと最初の試練が待っていた。湖の水位が上昇していて船着場が水没しているのだ。仕方なく靴を脱ぎ裸足で岸へ。
スタート地点で記念撮影
最初は樹林帯の中を行く
ガイド付きツアーで泊まる豪華版山小屋の横を通過し更に奥へと歩く。
トレール最初の吊橋を渡る。吊橋は幾度も渡ることになる。
小雨に煙るクリントン川
出発から2時間、その日の宿Clinton Hutに到着
小屋は快適だ。日本の山小屋よりずっと良い。自炊室の設備も充分で、ダイニングテーブルにも余裕がある。ベッドもゆったり配置されていて大部屋でもストレスは少ない。堅牢に作りつけられたベッドなので上段に人が寝てもきしみ音はほとんどしない。
夕食後に小屋を管理しているレインジャー主催のミーティングがあった。もともと英語力が弱いのに加えてレインジャーのなまりがひどくてさっぱり聞き取れない。結構英語に達者なイスラエル人も何を言っているのかわからないと言っていた。
とにかく翌日の朝にレインジャーから何か指示が出るらしい。周囲のトレッカーは「ヘリコプターが何とか・・・」と話をしている。その晩はゆっくり就寝、暖かいのでシュラフのジッパーは半開に。
コメント