往年の西部劇スター、リー・バン・クリーフ
いにしえの西部劇を代表するスターといえば”ジョン・ウェイン“なんだろうが、私が洋画を見始めた頃はすでに最盛期を過ぎていて、リアルタイムでは彼の映画はほとんど知らない。
それなので私にとっての西部劇スターは“荒野の7人”に出演しているような面々だ。
この“荒野の7人”には出演していないのだが、私に強烈な印象を残しているのが“リー・バン・クリーフ”。2枚目にはかなり遠いので脇役が多いのだけど、主演作もある。
その貴重な主演作がNHK BSで最近放映された。タイトルは“鷲と鷹”、共演はこれまた渋い“ウォーレン・オーツ”だ。
ストーリーはちょっと異色、川の渡し船をめぐって強盗団と船頭が攻防を繰り広げる。船が舞台装置となっている西部劇というのはちょっとないよね。
登場人物のキャラクターもよく作り込まれているし、とにかく役者が渋すぎる。
二人ともとうの昔に故人となっているのだが、調べてみるとウォーレン・オーツは53才で、リー・バン・クリーフは64才でこの世を去っている。
放映してくれて、NHKには感謝だね。この映画、DVD化されていないので本当に貴重な放映だった。
コメント