OSPREY(オスプレー)の中型リュックを購入
メインで使っているリュックは20数年前に購入したアメリカのREIのものだ。容量は55Lぐらいで夏のテント1泊登山や、エベレスト街道などの長期小屋泊まりトレッキングにはちょうど良いサイズで永らく愛用している。
ところが、最近になってから年に一度ほどヨーロッパのチロルやピレネーへ小屋泊まりのトレッキングに出かけるようになってきて、登山スタイルが今までとは変わってきた。そうした状況では55Lのリックでは大きすぎて持て余す。ヨーロッパでトレッキングする時期は夏なので衣類が少なくて済むし、寝袋も特に必要ないからだ。
来年もイタリアのドロミテアルプスへのトレッキングを計画しているし、この際そうした用途に適した中型のリュックを買うことにした。候補にしたメーカーは国産ではモンベル、海外製ではオスプレーだ。オスプレーというメーカーは私には馴染みがなかったのだが、ここ数年間に出かけたネパールでもヨーロッパでもユーザーが一番多くて目立っていた。アメリカのコロラドを本拠にしているメーカーでネット上での評判はすこぶる良い。
用途や容量、値段を考慮して最終的に選んだのが、OSPREY(オスプレー)の“Kestrel(ケストレル)38” 容量は38L、重量1.44Kg。多機能のわりには軽い。(原産地ベトナム、製品説明はこちら)
届いたリックは思っていたより小振りで細身だった。テントを入れるのは当然無理だけど、冬用のシュラフも入りそうもない。
20数年前のREI製のリュックに比べると細かだが凝った機能が追加されていて、細部の造り込みがとても良い。
チェスト・ストラップの留め具が非常用のホイッスルになっている
ただの袋に背負い紐がついただけのものだったリュックをウェストベルトやインターナルフレームを開発して進化させたのは“ケルティ”などのアメリカのメーカーだ。オスプレイもそうした伝統を受け継ぐバックパック専業メーカーのようだ。(参考リンクはこちら)
このリュックを使いこなすには各種ストラップ類を調整して自分の体にフットさせる必要があるのだが、そうしたマニュアルは付いていない。わずかに英語のタグにマニュアルをダウンロードするようにとの説明があるだけだ。輸入元のロストアローが日本語でサポートしているけど。
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