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2015年11月 8日 (日)

無人機攻撃

 パキスタンやイエメンでアメリカが無人機攻撃を行って多数の犠牲者を出しているのは公然の事実なのだが、アメリカ政府は公式には認めていない。

 NHKが放映した世界のドキュメント「アメリカの“新たな戦争”?~無人機攻撃の実態」(フランスPremieres Lignes製作)によると、こうした攻撃を犯罪だとして告発する動きが世界各地で広がっているようだ。

 しかし、日本のマスコミではこうしたことをチラリと記事の一部に触れることはあっても、正面きって取り上げるようなことはなかったように思う。

 今回無人機攻撃により被害を受けたパキスタンの少女とその家族が日本の民間団体の招きで来日することになり、その関係で毎日新聞にかなり大きな記事が掲載された。

 その記事は

 もう一人の「マララ」 パキスタン米無人機誤爆

 イスラム原理主義者によって銃撃された少女マララさんと対比させながら無人機攻撃の被害者である少女ナビラさん家族を紹介している。

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 被害にあった少女ナビラの父親の言葉が印象的だ。「マララもナビラも同じテロの犠牲者。違うのは、誰が攻撃したかだけだ」

 上で紹介したドキュメント番組もYOUTUBEにアップされていた。

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