まあ、何て言うか、こんなもんです。

　来月に予定しているドロミテ・トレッキングだが、トレッキングを終えた後には南ドイツのミュンヘンに移動し、そこからフィンエアーに乗って帰国することにしている。

　トレッキングの拠点とするBolzanoの町からミュンヘンまでの移動手段を調べてみると、バスが便利なことがわかった。便数が鉄道と同じくらいな上に、料金が安い。

　BolzanoからはオーストリアのInnsbruckに寄り道してそこで2泊し、そこからミュンヘンへ出ることにしているので、その2つの区間のチケットを手配してみた。

　昨年色々と悩ませてくれたスペインのバス会社と違って英語版のホームページがしっかりしている。難なく手配完了。BolzanoからInnsbruckへの料金は12.5ユーロ、Innsbruckからミュンヘンまでは8ユーロ（税込）だった。

　Innsbruck→ミュンヘン間は距離にして160Kmぐらいで、ちょうど福井→名古屋間と同じぐらいの距離だ。福井→名古屋の片道バス料金は3,000円なので、それと比べると相当に安い。

　チケットを購入したバス会社はFLiXBUS、ドイツを拠点に周辺国へルートを伸ばしている会社で、東欧や北欧方面への路線も充実しているようだ。

　ヨーロッパはLCCも発達しているので、こうした長距離バスや鉄道と組み合わせれば面白い旅のルートが組めそうだ。知らない街を結んでいるバスルートを眺めてあれこれと旅の計画を考えてみるのも楽しい。　

　FLiXBUSのルートマップはこちら

　あれからもう50年にもなるのだね。ビートルズを聴き始めたのは“抱きしめたい”ぐらいからだが、LP“リボルバー”をリリースしたあたりを最後にして興味が他に移ってあまり聴かなくなった。当時は小遣も少なくてビートルズのLPレコードを買うようなこともついになかった。

　東京での来日公演は田舎住まいの中学生にとっては遠い世界のことで、モノクロで放映されたそのコンサートの様子をTVにかじりついて見ていただけだった。

　私には買うことができなかったビートルズのLPレコードだが、母親の弟（私の叔父）が“Meet The Beatles!”持っていて、貸してもらっては良く聴いた。そうした初期のLPにはアメリカのヒットソングをカバーした曲がかなり入っていたのだけど、カバー元となったオリジナル曲の方は長い間知らないままだった。

　最近になってYouTubeで検索して、ようやくにしてオリジナル曲を知ったのだが、これがなかなか良いね。

　まずはビートルズから

次はオリジナル曲

　ドイツから帰省中の娘夫婦達と赤兎山へ、林道が延長されてさほど経たない頃に登ったのが最後なので数十年ぶりだ。小原集落のゲートで協力金を徴収されるし、林道は綺麗に舗装されているしで、昔とはすっかり様子が変わっている。

　ゲートからけっこうな距離を車で走ってたどり着いた第1駐車場は平日なのにほぼ満車、支度を整え10時ちょっと前に歩き始める。新緑がすがすがしく、その中を登っていくのは気持ちが良い。

　小原峠には1時間で到着、さらに1時間で頂上到着。

　頂上から避難小屋へと下って昼食タイムとなる。

　降雪が少なかったせいだと思うが、白山の雪はかなり溶けていて双眼鏡で観察すると夏道がくっきりと出ている。

　ゆっくりと下り、15時30分頃駐車場に戻った。