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2016年7月29日 (金)

大旅行時代がやって来ているようだ

 7月の初旬にイタリアのミラノに入り、20日間程かけて北イタリアのベローナ、ボルザーノ、オーストリアのインスブルック、ミュンヘンと廻ってきた。

 人気の観光スポットは大変な人出で、中国系のツアー客はもちろん、マレーシアあたりからだと思われるスカーフ姿の女性客も目立ち、アジア人観光客の勢いが凄いことになっている。

 スカーフ姿という事では湾岸諸国からのツーリストも数多く見受けられるし、サリーをまとったインド系のツーリストも結構目に付くようになった。世界は大旅行時代に突入しているのだなと実感した。

 一方で日本人ツーリストの存在感が希薄だ。若い人たちも内向きになって留学や海外旅行をしなくなっていると聞くし、社会人にとっても労働環境が悪化して海外旅行するような経済的な余裕も段々となくなっているのだろう。

 フランスのバカンス法(1936年制定)のように休暇取得などを使用者側に義務付けしないと日本の労働環境の根本的な改善は難しいと思うが、その本家本元のフランスでは労働環境の規制緩和を政府が進めようとしていて大もめしているようだ。

かつてのグランドツアーを描いた映画 “眺めのいい部屋”

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コメント

ついにトレッキングに行かれたのですね。私も6年前のイタリア旅行ではミラノから入りました。今度は南イタリアに行きたいです。
スペインでは日本人女子一人旅をチラホラ見けました。日本の観光地も中国系の方が本当に多いですね。私が妊娠中のため、先日、夫が沖縄一人旅に行ったのですが、ある焼肉屋でも米軍機が見える道の駅でも中国系の方ばかりだったそうです。夫の大阪出張のホテルも取りづらいと嘆いていました。
ミュンヘンは大丈夫でしたか?ビックリされたでしょう?

Ms.Sさん
ちょうどミュンヘンへ移動する前々日にショッピングセンターでの銃撃事件があったのですが、移動日には治まっていてバスでミュンヘンに到着したころには普段とは変わらない様子でした。それでも鉄道駅には近寄らないようにしていましたけど。
イタリアアルプスの山小屋は食事が充実していてなかなか良かったですね。
私も冬にシチリアに行ってみたいですね。

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