映画、「ぼくとアールと彼女のさよなら」
この歳で青春映画というのはナンだか気恥ずかしい気もするのだが、この映画は一気に見終えてしまった。
主人公の高3男子は群れに属さず、適当な距離を保って要領よく高校生活を生き抜いているのだが、母親どうしのつながりから白血病を患っている同級生の女子といやいやながら交流していくようになる。
ストーリーに大した起伏はないし、だらだらと進んでいくのだが、主役の存在感が観るものを最後まで惹きつけていく。等身大の青春がそのまま画面の中にあるように感じる。
青春と白血病というのは「いかにも」な組み合わせなのだが、その予想を裏切ってくれるのも良い。
その主役はトーマス・マン(Thomas Mann)という人。ちなみにこの映画、日本では劇場未公開。
コメント