パリでアラブ系のフュージョン・ジャズを聴いた
パリと言えば昔からヨーロッパ・ジャズの中心地であったし、アフリカ音楽やアラブ音楽の活動も盛んな土地柄だ。
せっかくのパリなので、そうした音楽のライブ演奏を聴いてみたい思っていたところ、アパートから程近いジャズ・クラブでのミニ・コンサートを見つけた。
クラブはSunsideというポンピドゥー・センター近くの老舗クラブ。前日にチケットを入手した。一人20€。
当日、開演20分前ぐらいにクラブに着いたところ、キャパ70人ぐらいの小ホールは既に8分ぐらいの入り。それでも結構良い席を確保できた。ビールと白ワインを注文し、待つこと暫しでコンサートが開始された。客も奏者も和気あいあいでなかなか良い雰囲気だ。
前知識もなにも無くてライブに出かけたのだが、“FRED SOUL”というジャズバンドとアラブ系ボーカリストのプロジェクトのようだ。男性ボーカリストは日本の「平井賢」にどことなく似ていて、癒されるボーカルを聴かせてくれる。
インド系と思われるパーカッショニストのソロも聞き応えがあった。皆さんそれぞれプロとしてきっちりと仕事をしている。さすがにパリだね、最後の夜を堪能できた。
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