メトロ劇場で久しぶりの映画
偶然にメトロ劇場の上映プログラムが目に留まった。キューバ音楽を世に知らしめた“ブエナ・ビスタ・ソーシャル・クラブ”の続編となる“Buena Vista Social Club: Adios”だ。日本で2000年に公開された前作はDVD、CDともに購入し、愛聴盤となっている。
本作ではブエナ・ビスタ・ソーシャル・クラブとしての最後の世界ツアーを追いながら、前作の未公開シーンも取り入れて、メンバーたちのそれぞれの人生を浮かび上がらせている。“これぞ人生、これぞ音楽”。
私にとって最初のキューバ音楽体験は子供の頃に出会った“マンボ”だ。
大人になってからシェラ・マエストラというバンドによって“ソン”というものがあることを知った。ブエナ・ビスタ・ソーシャルクラブの中心人物であるファン・デ・マルコス・ゴンザレスはそのオリジナルメンバーだ。
スペイン歌謡の叙情性とアフロビートが渾然一体となったキューバ音楽は奥が深い。
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