のんきな話の続き。韓国料理は日本でも馴染み深いのだが、やはり現地で食べるのは格別だ。
難点は店の看板がハングルだから、目当ての店をなかなか探し当てられないこと。大衆食堂だとメニューもハングル表記のものしかないし、日本語も通じない。
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将軍牡蠣ポッサム
ポッサムの専門店、いかにもローカルな大衆食堂といった雰囲気がなかなかに良かった。
ポッサムとは薬草の類と一緒にゆでた豚肉をスライスして、キムチなどと一緒に野菜に包んで食べるシンプルな料理。
各種おかずや鍋料理がもれなく付いてくる。
ポッサム2.5万ウォン、ビール4千ウォン、マッコリ3千ウォンで計3.2万ウォン
クレジットカードの請求は2,972円だった。ソウルではキャッシュレスのカード払いが日本より普及している。この店も現金払いしかできそうもない雰囲気の店なのだが、サインやPINコード入力も求められずにささっと決済してくれた。
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プチョン・ユッケ
日本では扱う店がほとんどなくなったユッケの専門店。韓国版ミシュランに4年連続掲載されているとのことで、さすがに旨い。
ユッケ1.5万ウォン、手長ダコのタタキ1.5万ウォン、焼酎4千ウォンで計3.4万ウォン(3,143円)
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乙支麺屋
老舗の冷麺専門店。周囲はごちゃごちゃと建物が立て込んだ問屋街で、ディープな雰囲気が漂う界隈。日本では見かけなくなったリヤカーも現役で動いている。
冷麺2杯にマッコリを一本飲んでしめて2.8万ウォン(2,602円)
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ユジン食堂
感じの良いお姉さん達が切り盛りする街角の食堂
ゆで豚とチヂミをつまみながら焼酎を頼んで、〆に冷麺を一杯。しめて2.5万ウォン(2,322円)
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テソンチャム・スッカルビ
大人気の焼肉店、夕方早い時間帯に着いたのだけどすでに満席だった。
お姉さんがカルビ?と言うので頷いたところ、骨付きの豚カルビが出てきた。一番人気のようだ。副菜にチゲ鍋とワタリ蟹の醤油漬けまで付いてきてお腹は一杯。
カルビ2人前にビールを何本か空けてちょうど4万ウォン(3,648円)はお得。人気があるのも頷ける。
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ソルナムキル・テンジャン芸術
定食が看板のすっきりしたインテリアの韓屋レストラン。豆腐の味噌煮込みをメインにしたテンジャン定食を頂いた。副菜の数々も上品な味。
食べ終わった後に気がついたのだが、付いてくる生野菜を混ぜ込んでビビンバにして食するようだ。定食1.1万ウォン×2、焼酎4千ウォンの計2.6万ウォン(2,416円)
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家族会館
ロッテデパート13Fに入っているビビンバ専門店、全州市が本店のようだ。石焼ビビンバは美味しかった。副菜も上品な味。
ビビンバ13,800ウォン×2、焼酎5千ウォンで計32,600ウォン(3,014円)
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ムッチョン
ハイソが集う江南にある居酒屋、お昼には手頃な定食を提供していて近くのサラリーマンが次々に入ってくる。
英語のメニューからハウス・マッコリを注文したところアルミのやかんに入って出てきた。レトロ感の演出がなかなか良い感じだ。
海の幸チヂミ2万ウォン、焼き魚1.5万ウォン、マッコリ8千ウォンで計4.3万ウォン(4,023円)、副菜のキムチはここが一番美味しかった。
周囲の道路はベンツやレンジ・ローバーなどの高級車で溢れている。ベントレーまで見かけた。
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Dansang
昼ご飯を食べようとして迷い込んだ路地に見つけた洒落た韓屋レストラン。
ワインセラーまで備えていて、ディナーは相当高いと想像できる。現代グループ本社ビルのすぐ近くなので接待利用も期待できる立地だ。
ユッケビビンバ1.3万ウォン、カルビ焼肉定食2.2万ウォン、ワイン小瓶1万ウォン×2の計5.5万ウォン(5,086円)、今回の旅では一番高い食事となった。
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