ソウル近郊、南漢山城へハイキング
週末の土曜日である2月29日は快晴との予報もあり、南漢山城へ出かけた。
山城はソウルの南東にあり、地下鉄とバスを乗り継いで約1時間半、標高500m程の山中にある。いざという場合には外敵から逃れて篭城できるように造られていて、2014年に世界遺産に登録された。ちょうど最近にこの山城を舞台とする韓国映画“天命の城”を見たばかりなので、興味津々のハイキングとなった。
麓の最寄駅へと向かう地下鉄車内にもハイキング姿の客が目立つ。最寄り駅からは山城へ向かうバスの便があるのだが、それを使わずに麓から登り始めるハイカーもたくさん見かけた。
私達はバスに乗り換えて山城中心部へ向かい終点で下車した。終点近くには王の居所である行宮が復元されていて、まずはそこを見学。その後はその脇にある山道を通って城壁へと登った。気温は低いのだが風はなく体感温度はハイキングにちょうど良いぐらい。汗をかかないので快適だ。
城壁沿いのハイキングコースは地元の人で結構な賑わいだった。天気の良い日に外出を自粛して家に篭るのは愚かなことと心得ているようだ。
城壁に沿って砦や門が点在し、ハイキングコースは変化に富んでいる。
城壁の総延長は11.7Kmもあるので、一日で制覇するには気合が必要。私達はそのうちの極一部分を2時間程ハイキングしただけ。日が傾く前までには宿に戻れるように早めに帰路に着いた。天気にも恵まれて良い一日となった。
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