ドル現金を両替しようとしたのだが・・・
5年前にネパールでトレッキングをしてきたのだが、用心のためにドルの現金を持って行った。ATMも銀行もない田舎で現地通貨のルピーが切れてしまう場合に備えてのことだ。ネパールでは安ホテルでもドル建てで料金が表示されていることが多く、ドルの現金は喜んで受け取ってもらえる。
幸いルピーが切れることもなく、使い残ったドル現金を持ち帰った。ここにきて30数年ぶりのドル高となっているのでそのことを思い出し、日本円に両替することにした。探してみるとピカピカのドル札が出てきた。
福井市街に出かけるついでに円に両替しようと調べてみたところ、すでに郵便局、福井銀行は外貨両替を扱わなくなくなってしまっている。
仕方ないので三井住友を訪ねた、「もう扱っていない」。みずほを訪ねてみた、「もう扱っていない」。結果は徒労に終わってしまった。
両替は儲けはなくても銀行がなすべき社会的サービスのひとつだと思うのだが・・・。だって、バブル崩壊で金融危機が訪れた時に国から公的資金を注入されたでしょうが。
福井を訪れた外国人観光客はどこで両替すれば良いのだろう。もっとも、社会のキャッシュレス化が進んでいる北欧諸国ではATMすら街角から消え失せて、現金主義の老人たちは途方に暮れていると聞く。
公的資金が注入された当時のニュースはこちら
蛇足)北欧のマフィア連中はどうやって収入を確保しているのかね。銀行振込はできないだろうから、ビットコイン?
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