ソウル音楽の大名盤 "Donny Hathaway Live"
手持ちのCDはすべてハードディスクに取り込んでいて、事務仕事の傍らに「ながら聞き」している。その中には名盤と呼ばれているものも数あるのだが、とりわけDonny Hathawayの”Live”は何度聞いても素晴らしい。
小さなライブ会場での録音なので聴衆との距離が近い。その反応がはっきりと録音されているので会場の雰囲気がダイレクトに伝わってきて、臨場感がすごい。曲が始まると客席から”This is it”との掛け声があがる。キャロル・キングの名作である"You've got a friend"では客席から大合唱が沸き起こるほどだ。
バックを支えるバンドの演奏がこれまた素晴らしい。曲の途中では主役のDonnyが自身のボーカルを脇に置いてキーボードに専念し、怒涛のバンド演奏を展開していく。こういう高揚感あふれる演奏を”グルーヴィー”と言うのだろうな。
それらが相まって、このアルバムが名盤中の名盤と評されるのも納得だ。ソウル音楽好きだったらもう必携と言って良いだろう。
Wikipediaによるこのアルバム解説はこちら
ベースプレイヤーのWillie Weeksを調べてみたら、エリック・クラプトンのコンサートで度々見かけるあの人だった。
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