エリック・クラプトン "Lockdown Sessions”
コロナウィルスで世界がパンデミック状態になった時、世界中で音楽コンサートやライブ活動が中止に追い込まれた。代わりに屋内でのセッションが盛んになり、それがネット配信などで流されてその収入がミュージシャンの生活の糧となった。
エリック・クラプトンとて例外ではないが、スーパースター故にスケールが違う。中止になったのはロンドンのロイヤル・アルバート・ホールでのコンサート。セッション会場となったのはウェスト・サセックス州にある領主の館 "COWDRAY HOUSE"。
このセッションのことは知らなかったのだが、収録したブルーレイディスクが販売されているのが目に留まった。生産国ドイツからの輸入盤でお値段が2,405円。社会人になり立ての頃に買ったアナログLPより安い。
到着後に早速再生してみると、フルHDながらコントラストも良く詳細感も充分な映像だ。音もドルビーアトモスで収録されていて臨場感も良好。
リラックスした雰囲気の中での演奏はコンサート会場でのものとは一味違って、なかなか良い感じだ。
ディスクのタイトルとなっている”THE LADY IN THE BALCONY”は演奏途中に領主の奥方がホールのバルコニーに現れ、その時にエリックが口に出した言葉から来たようだ。その時の様子が収録されている。
この館、ネットで調べると宿泊することもできる。農産物の販売などの多角経営も行っていて、領主と言えども生き残るのは大変なようだ。
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