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2012年12月29日 (土)

トレッキングを振り返って

かつてランタン谷へソロ・トレッキングして、成功した体験を基に5,000m超えのピークに登頂しようとした今回の計画なのだが、この歳ではちょっと無理なものだった。なにせ19年も前の成功体験だ。

結果はナムチェ・バザール(3,440m)周辺を何日か歩き廻っただけに終わってしまった。

ランタン谷へはカトマンズからバスで12時間もかかってゆっくりとふもとまでアプローチするし、歩き始め地点であるシャブルベンシの標高も1,460mと低いので、時間をかけて徐々に高度を上げていくことになる。それに比べてエベレスト方面はわずか30分のフライトで標高2,840mのルクラに着いてしまう。
3,500m地点までの到達日数はカトマンズから数えて前者が3日、後者が2日だ。

今回、ナムチェ・バザールまではまずまず順調に登れたのだが、到着以降に苦しんだのは、そうした条件の違いもあると思う。

それと体調管理に失敗した。行動中や休息時の体温調整はまめに行ったつもりなのだが、風邪をひいてしまった。それも指摘されるまで自分でわからなかった。

荷物も10kgまでに抑えたのだが、それでも自分の体力ではちょっと持ちすぎだった。特に3,500mを過ぎてからは、10kgが何倍もの重さに感じられるようになった。

ポーターを雇えば荷物の問題は解決するのだが、旅の自由度が大幅に落ちてしまう。

いまから考えるとナムチェから上は荷物を絞り込み、不要な物は宿に預ければよかった。多少高くつくが行く先々の宿でたいていのものは買うことができる。(行動食や予備電池など)
双眼鏡なんかはいくら小型軽量だからといっても論外だった。(もちろん、あれば楽しいのだが)

次にまた挑戦するとすれば、装備の軽量化と荷物の絞りこみだ。
オスプレーのリュックだと50L1kgらしい。

帰りの飛行機は宿のサポートもあって、うまく確保できた。
困ったことがあれば、まずは泊まっている宿に相談してみることだ。彼らはローカルのネットワークを持っているし、泊り客が困っていれば親切に助けてくれる。

フライトマイルがネパール往復できる分は貯まったので、それを使って来年秋に再挑戦するかどうか・・・。でも、もうちょっとのマイルでキューバ往復もできるようになるしなあ・・・、キューバも一度は行ってみたいし・・・。

現在思案中。

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