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2013年2月

2013年2月24日 (日)

カトマンズ、旅の終わり

12月2日にツーリストバスでポカラからカトマンズに戻った。
前日の夕方から雲ひとつない天気となり、バスに乗った朝もアンナプルナ方面がくっきり。
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カトマンズに戻ってから帰国までの2日間は市内をぶらぶらして過ごした。
行きそびれていた近郊の町パタンもこれまた24年ぶりに再訪。

旧王宮前広場は建築好きの人ならばたまらない場所らしいが、
そうした知識のない自分には、もう見慣れてしまった観光スポットのひとつ。
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旧王宮内には入場料フリーの展示スペースができていて、現代アートの展覧会をやっていた。
世界各地からのアーティスト達の作品が古い建物に妙にマッチしている。
世界遺産の建物内で作品を展示できるのは作家冥利に尽きるだろう。
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こうして残りの日々をぶらぶらと過ごし、長かったネパール32日間の旅もついに終わった。
1ヵ月もの自由旅は人生初めての経験だ。
ヨーロッパのように現役の社会人でもこうした旅ができるようになればいいのだが、もう今の日本では望めない。
OECDによる各国労働時間データはこちら

日本へ戻るカトマンズからバンコク行きと、バンコクから大阪行きのTG便にはタイ人の観光客が大勢乗り合わせていた。アジアの経済発展を実感する旅でもあった。

もう9年ほどバンコクへは行ってない。ネパールがあれほど変わっていたので、バンコクはもっと変化しているだろうな。

2013年2月21日 (木)

NASを導入

ギガビットの有線LAN環境を構築したので、せっかくの資産を活用するためにNASを導入した。
NASとはNetwork Attached Storageの略でネットワーク に直接接続して使用するファイルサーバー専用機のことだ。
モノはNETGEAR社の「ReadyNAS DUO v2 」、9,980円とお手頃価格だった。ただし、ハードディスクが付属しないベアボーンタイプだ。
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コンパクトな本体だが、見た目以上に重くてずっしりとする。

この本体に別に購入した2TBのハードディスクをインストール。
まずは
ディスクトレーにハードディスクをセット。プラスドライバーでねじを数本締めるだけ。
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続いてディスクトレーを本体に挿入。ごく簡単に終了。
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その後はソフト面のセットアップ、ポップアップのヘルプもあり、 特に迷うこともなく基本の設定は完了。

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ただし、セキュリティーや共有などの設定は知らない単語が一杯で、デフォルトのままスルー。
とりあえず運用開始。

その後は結構な手間が掛かった。
家の中にある3台のPCからデータをこのNASに移動して整理整頓。
これで家の中では、どのPCからもデータを共有できるようになった。

データの整理が完了したところで、ベンチマーク
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ちょっと前のノートPCぐらいのスピードだ。

USB2.0のハードディスクを接続して、NASに格納した50Gほどのデータをフルバックアップしたところ20分程で完了。もちろんバックアップはスケジュール化できる。

消費電力は10数ワット程度らしい。個人家庭で運用するには充分実用になるし、ネットワークのお勉強ができる。

2013年2月19日 (火)

続・続)ポカラ再訪

11月29日、24年前と同じコースをたどって、ポカラから近郊のダンプス村へ1泊2日のミニトレッキングに出かけた。
ポカラ市街にあるバスステーションからバスに乗車。日本で言えば中型のバスで、ほぼ満員で発車。ちゃんと舗装されている道路を快適に進む。

24年前は乗り合いの小型ジープだった。それも、道路とはとても言えない河原を大揺れに揺られながらそろりそろりと進んでいったので、今とは大違いだ。
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1時間程でダンプス村への登り口であるフェディ(1,220m)に着。
こぎれいなホテルができていた。
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民家の軒先をかすめて尾根上にあるダンプス村(1,800m)を目指す。
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途中で新しくできた自動車道と交差する。この自動車道には乗り合いジープが走っている。
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2時間ほどで尾根上にあるダンプス村に到着。
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24年前に泊まったサンライズ・ロッジを探したが見つからなかった。
大きなホテルもあちこちにできていて、記憶にある風景とは違っていた。

村には大きな学校も整備されていて、子供たちはこぎれいな制服を着て通っている。

チェックポイント手前まで歩き、Hotel Yama Sakuraに荷を降ろす。
看板どおり、宿の主人は日本への出稼ぎ経験がある人だった。
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宿泊棟が3つに、テントスペースもいくつかあり、大きな宿だ。
ただし、その夜の客は私一人だった。
自動車道が奥まで伸びてきているので、ダンプス村はメインルートから外れつつある。

翌日早朝、薄暗いうちから起きだし、朝焼けの山々を撮影。
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朝食はアンナプルナ山群を望める食堂で頂く。
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朝食後にチェックアウト。いったん山道を谷底まで下り、バスを掴まえて、向かい尾根のノーダラ村へ。
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ノーダラ村を通っている自動車道は延長整備され、アンナプルナの裏手(北側)にあたるムクティナートまで車で行けるようになっているらしい。
以前は徒歩だと往復数週間ぐらいはかかったところだ。ネパールにも秘境はなくなりつつある。

ノーダラ村から尾根道を歩き、ポカラ方面に進む。24年前は自動車は入れなかったが、今は拡幅されている。
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途中のカースキから尾根を降り始めた。
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長い下りで、途中で道を間違えながらも午後1時過ぎにようやくバスが通っているふもとに到着。
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ミニバスを掴まえて、ようやくポカラへ帰着。

2013年2月13日 (水)

Paul Simon Live in N.Y.

WOWOWで最近放映された2012年のニューヨーク・ライブをエアーチェックして視聴。

ポール・サイモンはS&G時代にデビュー・レコード(ドーナツ盤)を買ったことはあるのだが、特に大ファンではなかった。

ところがしかし、このライブ↓は実に楽しいね。
小さなホールでのほのぼのとした雰囲気も良いし、バックバンドがとても良い。

それぞれ個性的な面構えのメンバーを調べてみると、アフリカやイギリス、アメリカから集まっていて、ほとんどの人が私と同世代。親近感がわく。
皆さん芸達者ぞろいなのだが、ライブではバックに徹してポールを盛り立てている。

ドラムとギターを演奏していたのは少し若そうなJim Oblonという人↑、この人のホームページは渋いよ。

一度ポール・サイモン抜きで、このバンドだけを聴いてみたい。ゲストで2、3曲ぐらいは歌ってもらってもよいけどね。

2013年2月 6日 (水)

続)ポカラ再訪

ツーリストゾーンを少し外れると、ゆったりとした地元民の暮らしぶりがうかがえるようになる。
徒歩でオールドバザール方面へ向かう。行き交う車も少なくなり、昔ながらの建物が現れてくる。

かつてはチベットとの交易でキャラバンが行き交い、賑わっていたのだろう。

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24年前に訪れて、見覚えのある建物もちゃんと残っていた。
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たどり着いたオールドバザールは買い物客も少なく、閑散としていた。
もっとも金銀製品を扱う店がほとんどなので、日常の買い物をするところではないのだが。

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ニューバザールは一転して地元の人々でおお賑わい。
レイクサイドには山ほどいるツーリストが、ここら辺では一人も見かけない。
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真新しい総合スーパーも出来ていて、内部はピカピカ。エスカレーターも上下ともちゃんと動いている。
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1Fの食品売り場にはあふれるほどの商品が並び、日本食まで取り揃えられていた。(韓国製だけど。)
ポカラは観光客も増えて、景気が良さそうだ。
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レイクサイドに戻ってみると、ポリスが大型重機を伴って違法建築の摘発に乗り出していた。
道路を違法占有している構造物を次々に破壊していく。

しばらくのうちに大通りには瓦礫の山が・・・。
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ここのポリスは破壊していくだけで、全然片付けない。
観光客が毎日金を落としていくメインのツーリストゾーンなのにね。

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