カトマンズ、旅の終わり
12月2日にツーリストバスでポカラからカトマンズに戻った。
前日の夕方から雲ひとつない天気となり、バスに乗った朝もアンナプルナ方面がくっきり。
カトマンズに戻ってから帰国までの2日間は市内をぶらぶらして過ごした。
行きそびれていた近郊の町パタンもこれまた24年ぶりに再訪。
旧王宮前広場は建築好きの人ならばたまらない場所らしいが、
そうした知識のない自分には、もう見慣れてしまった観光スポットのひとつ。
旧王宮内には入場料フリーの展示スペースができていて、現代アートの展覧会をやっていた。
世界各地からのアーティスト達の作品が古い建物に妙にマッチしている。
世界遺産の建物内で作品を展示できるのは作家冥利に尽きるだろう。
こうして残りの日々をぶらぶらと過ごし、長かったネパール32日間の旅もついに終わった。
1ヵ月もの自由旅は人生初めての経験だ。
ヨーロッパのように現役の社会人でもこうした旅ができるようになればいいのだが、もう今の日本では望めない。
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日本へ戻るカトマンズからバンコク行きと、バンコクから大阪行きのTG便にはタイ人の観光客が大勢乗り合わせていた。アジアの経済発展を実感する旅でもあった。
もう9年ほどバンコクへは行ってない。ネパールがあれほど変わっていたので、バンコクはもっと変化しているだろうな。
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