続・続)ポカラ再訪
11月29日、24年前と同じコースをたどって、ポカラから近郊のダンプス村へ1泊2日のミニトレッキングに出かけた。
ポカラ市街にあるバスステーションからバスに乗車。日本で言えば中型のバスで、ほぼ満員で発車。ちゃんと舗装されている道路を快適に進む。
24年前は乗り合いの小型ジープだった。それも、道路とはとても言えない河原を大揺れに揺られながらそろりそろりと進んでいったので、今とは大違いだ。
1時間程でダンプス村への登り口であるフェディ(1,220m)に着。
こぎれいなホテルができていた。
民家の軒先をかすめて尾根上にあるダンプス村(1,800m)を目指す。
途中で新しくできた自動車道と交差する。この自動車道には乗り合いジープが走っている。
24年前に泊まったサンライズ・ロッジを探したが見つからなかった。
大きなホテルもあちこちにできていて、記憶にある風景とは違っていた。
村には大きな学校も整備されていて、子供たちはこぎれいな制服を着て通っている。
チェックポイント手前まで歩き、Hotel Yama Sakuraに荷を降ろす。
看板どおり、宿の主人は日本への出稼ぎ経験がある人だった。
宿泊棟が3つに、テントスペースもいくつかあり、大きな宿だ。
ただし、その夜の客は私一人だった。
自動車道が奥まで伸びてきているので、ダンプス村はメインルートから外れつつある。
朝食後にチェックアウト。いったん山道を谷底まで下り、バスを掴まえて、向かい尾根のノーダラ村へ。
ノーダラ村を通っている自動車道は延長整備され、アンナプルナの裏手(北側)にあたるムクティナートまで車で行けるようになっているらしい。
以前は徒歩だと往復数週間ぐらいはかかったところだ。ネパールにも秘境はなくなりつつある。
ノーダラ村から尾根道を歩き、ポカラ方面に進む。24年前は自動車は入れなかったが、今は拡幅されている。
長い下りで、途中で道を間違えながらも午後1時過ぎにようやくバスが通っているふもとに到着。
ミニバスを掴まえて、ようやくポカラへ帰着。
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