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2014年12月 6日 (土)

ニュージーランド、旅の初物

 11月10日から3週間ほどかけてニュージーランドを旅してきた。ニュージーランドへは今回が初めてで、それも含めていろいろと初めての体験ができた。

その1 ニュージーランド航空

 東京から北島のオークランドへ飛び、国内線に乗り換えて南島のクライストチャーチへ降りた。サービスは極めてシンプルで最小限程度だが、さすがはワインの国、エコノミークラスでもワインの品種が数種類用意されていて好きな方を選べる。削るとこは削って、加えるとこは加える。メリハリの利いたサービスはなかなか好感が持てる。

その2 ユースホステル

 円安のせいもあり、ニュージーランドの物価は相当高い。節約のためユースホステルの会員になり、すべてホステルに泊まった。といってもドミトリー(相部屋)では辛いので、もっぱらバス共用の個室だけど。

 ユースホステルを利用するのは初めてで、利用してみるとこれがなかなか面白い。ドミトリーはもちろん、個室も狭いのだが、その代わりキッチンやリビングなどの共有スペースがゆったりしていて広い。宿泊者はそうした共有スペースへ出てきて寛ぐので、宿泊者同士が交流できる機会が多くなる。他の国は知らないが、ニュージーランドではユースホステルが観光地中心部の便利な場所にあるのでいっそう利用価値は大きい。

  私の身には相当きついドミトリーだが、テアナウのホステルであった日本人旅行者は70歳過ぎだというのに全日程ドミトリーに泊まって、全食自炊で3ヶ月旅行していると言っていた。そういう人もいる。すごいね。

マウント・クック国立公園、バックパッカーズ・ロッジのドミトリー

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クライストチャーチ、ユースホステルのシングルルーム。新築のホステルで鍵はカード式

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その3 エアバスA380

 ボーイング744を抜いて最大の旅客機となったA380、なにしろ総2階建てだ。初就航が2007年とのことなのだが、これまで搭乗する機会がなかった。

 タイ航空(TG)を利用した帰りの便、バンコクのスワンナプーム空港で機体に乗り込んでみるとこれまで乗ったことのある744とは何かちょっと様子が違っている。クルーが照明をコントロールするのにタッチパネルに触っているし、シートが新しく、しかもUSB端子が備わっている。

 チケットに記載された使用機材は744なので、久しく乗っていない間にリニューアルされたのかなと思っていたのだが、非常時脱出のマニュアルを見るとA380だった。

 座席の液晶ディスプレーも綺麗だし、飛行中の機体も安定していてA380は快適だ。驚いたのは巡航速度だ。ディスプレイに表示される巡航速度は常に1,000Kmオーバー、巡航高度も高い。一度はこれのビジネスクラスに乗ってみたいものだけど、カプセルホテル程度のスペースにファミレス程度の食事が付くだけのものに大金払うのもどうかなと・・・・負け惜しみ。

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追記)

 デルタ航空から来たメールを読んだところエコノミークラスのアルコールは有料だとのこと。ユナイテッドのホームページをあたったら、そこも有料になっていた。えー、いつの間に。

 ユナイテッドはアメリカの飛行機会社らしく食前のカクテルが各種取り揃えてあって、食後もリキュールやブランデーの小瓶をサービスしてくれたのにな・・・・・・。

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