ブルーレイのロスレス音声が凄い
AVシステムにサブウーファーを追加し、アンプも更新したのが昨年の夏。それ以来、以前にはスルーしていたハリウッド娯楽大作も視聴するようになった。どの作品を観れば良いのかあまりわからないので、アカデミーの音響編集賞にノミネートされたことのある作品の中から「宇宙戦争」選んでみた。もう10年も前の映画だ。
原作は“H.G.ウェルズ”、監督がスピルバーグ、主演はトム・クルーズ。
借りてきたブルーレイディスクには“DTS-HD Master Audio5.1ch(ロスレス)”で音声が収録されている。
さっそくに鑑賞してみる。家族の絆と宇宙人の侵略を絡ませたストーリーで、ハリウッドの娯楽作品としては標準。
しかし音声にはびっくりした。とんでもないレベルの重低音が収録されていて手元のグラスがビリビリと共振する。サラウンド効果も充分。四方はもちろん頭上からも音がふりそそぐ。
視聴中に素足の足元に風を感じたので、どこかの窓を閉め忘れているのかと思ったのだが、そうではなかった。再生の限界を超えた超低音がただの風となってウーファーから流れてきたのだ。よく壊れなかったものだ。
ウーファーは1万円もせずに手に入れた中古品で、出力も100Wぐらいしかないのだが結構な実力があることがわかった。家庭用には充分だ。
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