マッドマックス 怒りのデス・ロード
SF映画のサバイバル物は好きなジャンルなのだが、マッドマックスの旧シリーズはどうも好きになれなかった。今回の“怒りのデス・ロード”もレンタルショップの棚にズラーっと並んでいたのだがスルーしていた。
ところが毎日新聞に掲載されている映画コラム“藤原帰一の映画愛”で氏が大絶賛している。どうも、芸術とか娯楽とかを区分する意味がなくなるような傑作らしい。そこで、準新作になったのを機会にようやくにしてレンタルしてみた。
人も金も情熱も何もかも圧倒されるような物凄いエネルギーが注ぎ込まれた映画だというのがまずもっての感想。全編ほとんどがカーアクションの連続なのだけど、無駄な映像、無駄なカットがひとつもない。大したものだ。
“大したもの”な映画なのだが、旧シリーズ同様SF映画というより著しくバイオレンスに偏向している映画なので、「ちょっと私の好みには合わないな。」というのが最終結論。傑作であるのは間違いないので、映画好きだったらやはり一度は見ておくべきなのだろうね。
コラム“藤原帰一の映画愛”へのリンクはこちら
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