民泊が始まるようだ
最近ちょくちょく話題になっている民泊が東京都大田区で始まるとのニュースがあった。大田区が特別区域(特区)に指定され、旅館業法の特例として区内限定で始まるとのこと。民泊とは普通の住宅やアパートの一室を旅行者の宿泊施設として提供することだ。
部屋面積25㎡以上、連続して6泊以上の滞在が認定条件なので普通の日本人が利用するのはかなり厳しい。週末の東京観光に利用するのは無理だ。
ヨーロッパではこうした形態の宿泊施設はわりとあって、私も何度か利用したことがある。建物入り口で管理人と落ち合って鍵を渡され、帰りは郵便受けに鍵を落としていくだけ。ソフト面のサービスはないが、部屋が広くて居住性は良く、その割には料金も安い。旅行者にとってはホテルやペンション以外に宿の選択肢が広がるし、その街に暮らしているような気分が味わえるのが良い。
ネットの発達でそれまで埋もれていた超マイナーな本や音楽が流通するようになったのと同じように、工夫しだいでは個人経営のこうした小さな宿が人気の宿になっていくかもしれない。
最近のことだが、いつも利用している大手宿泊予約サイトでバンコク市内のホテルを調べてみたところ、口コミ評価の上位に有名ホテルを押しのけて聞いたこともない名前のゲストハウスが並んでいる。
疑わしいような口コミで上位につけている宿もあるのだが、個性的で泊まってみたくなるような宿もある。
そのうちのひとつをご紹介する。“BANGKOK BED AND BIKE”
泊まってみたくなる宿だね。
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