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2016年10月31日 (月)

映画「ドローン・オブ・ウォー」

 題材が題材だけに敬遠していたのだけど、WOWOWで放映され視聴した。意外にも、ドローン機を使用した戦争がまじめに描かれている。

 イサーン・ホーク演じるドローンパイロットはアフガニスタン域内でのドローン機による地上攻撃に従事しているのだが、任務になじめくて違和感を感じ、家庭生活もギクシャクするようになっている。そこにCIAからの作戦命令が降りてきて、非戦闘地域のイエメンでドローン攻撃をすることになる。判然としない対象にミサイルを撃ち込めとの命令に、女性の副パイロットは「これは戦争犯罪だ!」と思わず口に出す・・・・。原題が“Good kill”とは意味深だ。

 フィリピンのドゥテルテ大統領が司法手続きを経ない処刑を行っているとして非難されているが、アメリカも同じことだ。ドゥテルテは自国内でやっているが、オバマは他国でやっているということが違うだけ。

 ちなみに、米政府は“9.11”以降、EU域内で民間人を司法手続きなしに拉致監禁しているとして非難されている。ソースはこちら

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