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2017年3月

2017年3月29日 (水)

またまた中国国際航空

 年末年始のアジア方面へのエアー・チケットをリサーチしてみた。LCCのエアーアジアがジャワ島のジョグジャカルタ行きをまずまずの価格で出しているのだが、6月のパリを5万円台、11月のカトマンズを4万円台で入手できたので、割高に感じてしまう。そのうえ、エアーアジアのジョグジャカルタ行きはクアラルンプールで途中泊が必要なので結構なマイナスポイントだ。

 そこでまたまた中国国際航空。名古屋から上海往復が15,330円で出ていた。関空から上海へ飛んでいるLCCのピーチ・エアーも春秋航空もその時期の料金はまだ発表してなくて、チケットを押さえることはできないのだが、おそらく中国国際航空の方が安いと思われる。

 安いうえに手数料はかかるのだがLCCと違ってキャンセルも可能だし、預託手荷物などの追加料金も発生しない。

 来月の4月からは燃料加算が値上げになるのは確実なこともあるし、ひと晩考えたうえでチケットを購入した。田舎住まいなので、大都会である上海は好きな都市だ。なにより中華料理が美味しいのが魅力。

 次に上海のホテルをリサーチしてみた。租界時代からのクラシックホテルや大手有名ホテル、短期アパートメントなど上海の宿の選択肢は豊富で、料金も比較的安い。

 結局、空港からのアクセスが便利で、手頃な料金の大手ホテルを予約した。上海浦東空港からの市内へ向かうタクシーは過去2回連続でトラブルに見舞われていることもあり、地下鉄一本でホテル正面に到着できるのは安心だ。

1926年に築造されたPacific Hotelのエレベーターホール。見学に行かなくては。Pacific

2017年3月25日 (土)

NetflixのTVドラマにまたもや挫折

 現在、Netflixの無料お試し期間中だ。タイムトラベル物はわりと好きなので“アウトランダー”という英米合作のTVドラマシリーズが目にとまった。時は第2次大戦終結直後、イングランドからスコットランドへと新婚旅行にやってきたイギリス人看護婦が主人公。ふとしたことからイングランド対スコットランドの争いが渦巻く17世紀に時間転送されるというお話し。このドラマはゴールデングローブ賞にノミネートされたらしく、口コミ評価も高い。

 視聴してみるとさすがにクオリティが高くて、衣装やロケにも金を掛けているのがわかる。続けて何本か視聴してみたのだが、7話目ぐらいでもうギブアップ。映画と違ってじっくりと話が進むのは良いのだが、7時間かけても先が見えないので、もう付き合いきれない気分になる。5話5時間ぐらいで完結するのならちょうど良いのだけどね。

 “ハウス・オブ・カード”、“ブレイキング・バッド”に続き、TVドラマを途中でギブアップするはこれで3度目。世間では評判が良くても、どうもTVドラマという形態が私には向いていないようだ。

2017年3月22日 (水)

中国国際航空の運賃がかなりお得のようだ

 ちょっと前のことだが、11月発のカトマンズ行きのチケットを中国国際航空で購入した。

 往復とも乗り換え地点の成都で1泊しなくてはならないので、トランジットのためのホテルを探してみた。すると口コミサイトに中国国際航空のトランジットの際にホテルが無料提供されたとの情報を見かけた。

 えっ、そうなのかと中国国際航空のウェブサイトを探してみるとちゃんと情報が載っている。トランジットホテルが無料で予約できるようになっているので、さっそく必要項目を入力してホテルを確保した。

 無料で提供されるホテルは決して高級ではないのだけど、私には必要にして充分な宿だ。調子にのって6月のパリ往復でラウンジが利用できないかと探してみると、これもある。4時間以上の乗り換え待ちは無料でラウンジが利用できるようになっているので、これも予約した。

 こうしてみると、中国国際航空は運賃が安いうえに、乗り換えの接続が多少悪くてもラウンジやホテルが付いてくるので節約志向の者にとってはなかなか良い選択肢に思える。あとはスケジュールどおりに飛んでくれば文句はない。

 安さにつられて年末年始のフライトも探してみたのだが、今のところ他社を引き離してかなりの安さを出している。西安往復などは北京乗換えで2万円台だ。ただし、冬の西安は最低気温が氷点下5度前後になってしまう寒さだ。同行することになる連れ合いに一応提案はしてみたのだが、即座に却下となった。

2017年3月17日 (金)

アンナプルナ内院へのトレッキングを計画中

 地域の役職をまた1つ引き受けてしまったので、今年の夏は長期トレッキングに出かけることが難しくなった。ヨーロッパへはそうした仕事の合間をみて6月に出かけるのだが、日程が8日しかないのでトレッキングするまでの余裕はない。

 仕事の余裕ができる時期は11月頃なので、その時期でトレッキングするとなると適地は南半球のニュージーランドか雨季あけ頃となるヒマラヤだ。ニュージーランドへの旅費は高くつくので、今回はネパールヒマラヤのアンナプルナ方面に行くことにした。

 大地震被害の復興はまだまだ途上なのだろうけど、観光客が戻らないことには復興は進まない。

 そうと決めたら先ずはエアーチケット。トレッキングに10日、移動や現地での準備などで10日を見込んで計20日の旅程でチケットを探してみた。断然安い料金を出しているのは今回も“中国国際航空”。関空からカトマンズ往復が46,590円だったので迷わず確保した。往復とも乗り継ぎ地点の成都で1泊しなくてはいけないのが難点だが、カトマンズには正午ごろ到着できるので、時間に余裕のある人にとってはなかなか良い便だ。

最高到達目標であるアンナプルナベースキャンプのパノラマ

 ベースキャンプの標高は4,130mなので、しっかりと高度順応させながら登らなくてはいけないが、エベレスト方面に比べるとハードルは低い。

2017年3月10日 (金)

映画「キャピタリズム・マネーは踊る」by マイケル・ムーア

 サブプライム・ローン破綻を契機とする世界金融危機を描いたフィクション映画やドキュメンタリー映画は数多く作られているのだが、マイケル・ムーアの「キャピタリズム」は未見だった。今回、Netflixの無料体験を機に視聴してみた。

 彼独自のユーモアに包まれてはいるが、直接の当事者に鋭く迫っていく手法はなかなかの見物だ。

 新鮮だったのが、ムーアの故郷のカソリック司祭がインタビューの中で「資本主義は悪」だと言いきっていること。大手金融資本のシティグループが極秘メモの中で人口比1%の大金持ちを新貴族だと持ち上げ、その繁栄を短期的に脅かしかねないのは「民主主義」だと書いていること。「へエー、そうなのか。」

 ウォール街の証券取引所を黄色のテープ(犯罪現場を保全するのに用いるやつ)で取り囲み、ハンドスピーカーで「犯罪者を逮捕しに来た。」という場面は愉快痛快だった。

 エンディングのテーマ曲はなんとジャズアレンジの「インターナショナル」。

2017年3月 3日 (金)

パリの宿を手配

 パリの宿泊代はやはり高い。6月ごろは3星ホテルの狭い部屋でも150ユーロ以上はするので東京と良い勝負だ。5星の最高級ホテルともなれば1,000ユーロ以上なので私にはまるで別世界。

 そうした超高級ホテルにはシャングリラやマンダリンなどのアジア勢も進出していてかなりの評判をとっているようだ。日本勢はどうかというと、かつてのホテル・ニッコーはとうの昔にノボテルに身売りしてしまったようでパリには日系のホテルは既にない。同じアジア勢同士でも日本のホテルにはブランド力がなく相当に差がついてしまっている。

 私にはそうした高い宿とは今回も縁がなかった。選んだのはキッチン付きのアパートメント、1泊100ユーロぐらいで、料金のわりに立地も良く便利な所にある。同価格帯のホテルと比べるとかなり部屋が広いので居住性が良いし、暮らしているような気分もちょとだけ味わえる。

 シャングリラホテルのロビー、かつてはボナパルト一族の邸宅だったらしい。Shang

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