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2017年6月

2017年6月27日 (火)

遠くから想うパリ

 パリから帰って10日程、夕方になるとカフェのハッピーアワーが恋しくなる。カフェもそうだがパリにはやはり華がある。建築も歴史も食べものも音楽もちょっと他の都市とは別格に感じる。

 今回の初パリ、7泊ぐらいではとても足りなかった。次には2週間は滞在したいところだ。うれしいことにあれだけの観光地にもかかわらず中心部に100ユーロぐらいの手頃なアパートが見つけられるのだから資金は何とかなるだろう。あとは円が強ければ。

 ウディ・アレン監督の「ミッドナイト・イン・パリ」を数日前に見直してみたのだけど、行った後だと知っている所が随所に出てくるのでなかなかに楽しめる。オーソン・ウィルソン演ずる主人公達は“ル・ブリストル”に泊っているのだが、調べてみると普通の部屋で990ユーロ、ジュニアスイートでは1,690ユーロ。Jr.スイートに2週間滞在するとしたら33,800ユーロにもなる。あの主人公はハリウッドの売れっ子ライター、さすがに庶民とは違うね。

 庶民と言えば、イギリスの田舎大学の教師夫婦が週末にパリにやって来るというお話の映画が「ウィークエンドはパリで」。一時の勢いで無理して高級ホテルに泊ることになり、勘定のことで夫婦が揉めてしまう。親近感があるのはこっちの方だな。

2017年6月22日 (木)

ファーストクラス・ラウンジなるものを利用してみた

 パリからの帰り、上海の浦東空港でファーストクラス・ラウンジに入ってみた。とはいっても、乗換え時間が4時間以上だと中国国際航空がサービスで付けてくれる特典を利用しただけ。こうしたラウンジに入るのはタイ航空を利用した際にドムアン空港で入ったとき以来15年ぶり。

 ラウンジの名前には「ファースト」が付くのだが、私のようなただのエコノミー客にも開放しているのだから敷居はいたって低い。ビュッフェの食事はエコノミーの機内食よりはずっとましだが、「ファースト」という名に値するかはいささか疑問。

 とは言え、ソファーはゆったりと配置されていて長旅の後ではほっと一息つける。さらにうれしいのは各種カクテルを取り揃えたバーカウンターがあること。朝方からホワイトルシアンを注文していい気分になってしまった。

 この日の乗換え待ち時間は4時間程の予定だったのだけど、名古屋行きの便が変更になっていて、結局6時間待ちとなってしまった。このラウンジを利用できなかったらかなり辛いことになっていただろうと思う。

Airchinalg

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2017年6月20日 (火)

パリでアラブ系のフュージョン・ジャズを聴いた

 パリと言えば昔からヨーロッパ・ジャズの中心地であったし、アフリカ音楽やアラブ音楽の活動も盛んな土地柄だ。

 せっかくのパリなので、そうした音楽のライブ演奏を聴いてみたい思っていたところ、アパートから程近いジャズ・クラブでのミニ・コンサートを見つけた。

 クラブはSunsideというポンピドゥー・センター近くの老舗クラブ。前日にチケットを入手した。一人20€。

 当日、開演20分前ぐらいにクラブに着いたところ、キャパ70人ぐらいの小ホールは既に8分ぐらいの入り。それでも結構良い席を確保できた。ビールと白ワインを注文し、待つこと暫しでコンサートが開始された。客も奏者も和気あいあいでなかなか良い雰囲気だ。

 前知識もなにも無くてライブに出かけたのだが、“FRED SOUL”というジャズバンドとアラブ系ボーカリストのプロジェクトのようだ。男性ボーカリストは日本の「平井賢」にどことなく似ていて、癒されるボーカルを聴かせてくれる。

 インド系と思われるパーカッショニストのソロも聞き応えがあった。皆さんそれぞれプロとしてきっちりと仕事をしている。さすがにパリだね、最後の夜を堪能できた。

2017年6月19日 (月)

パリ、旅の食べもの

 7泊したアパートはマレ地区の北外れにあり、周囲には中華料理店や、ベトナム料理店が連なっていてミニ・チャイナタウンの様相を呈している。中華民族はたくましい。

 どこも評判が良いようで結構に繁盛している。近所にあって便利だし、何度か利用した。

 いつも行列が絶えない、ベトナム料理店「Song Heng Restaurant」のボ・ブン。少し甘酸っぱくて、ボリューム一杯。8.6ユーロDscn0550_162

  中華食堂のぶっかけご飯。ショウケース内のおかず3品を選べて、一皿6.5ユーロDscn0591_165

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  サンジェルマン・デ・プレにあるタパス・バーでスペイン産生ハム、12ユーロDscn0571_163

 マレ地区中心部にあるユダヤ料理店で看板料理の「ピタパン・サンド」、着席だとたしか9ユーロDscn0645_167

2017年6月18日 (日)

初めてのパリは結構に暑かった

 最高気温が23度前後との予報だったのだが、連日暑い日が続いて半袖シャツでも汗ばむぐらいだった。ただし湿度が低いので快適だ。さわやかな風の中、カフェのテラス席での一杯は最高。特に夕方からはハッピーアワーで飲み物が安くなり、田舎暮らしの身には至福のシティー・ライフを味わえる。

 レ・アールのカフェで、手前がパスティス(アニス酒)3ユーロ、奥がシャンパン6.5ユーロ。中心部を外れるともう少し安くなる。一番人気はモヒートのようだ。Dscn0632_158

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  食事代は高くつく。通りがかった官庁街のカフェで食べたワンプレート定食(メインはタラ)は15ユーロもする。Dscn0607_161

 美術館の入場料はどこも10ユーロオーバーぐらいで結構に高いのだが、内容は素晴らしい。安くあげようと2日間のパスを購入したのだが、こうしたパスは元をとろうとついつい頑張りすぎてしまうことになる。

2017年6月 6日 (火)

シャルルドゴール空港からの車を手配

 パリ旅行の出発が近づいてきたところへ、宿を手配したBooking.comからメールが届いた。のぞいてみると、空港からのリムジンサービスを紹介している。リンクをたどりMozioというそのサービスをチェックしてみると、かなり料金が安い。

 空港タクシーだとパリ中心部まで50ユーロ+夜間割増なのに、そのサイトでは45ユーロだ。Booking.comと提携しているので、信用することにして予約してみた。ドライバーが名札を掲げて待っていてくれるらしい。本当かな?

 Mozioのことを検索してみても日本語の情報はぜんぜん引っかからない。サンフランシスコ発祥の旅行サービスらしい。まあ、何とかなるだろう。

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