遠くから想うパリ
パリから帰って10日程、夕方になるとカフェのハッピーアワーが恋しくなる。カフェもそうだがパリにはやはり華がある。建築も歴史も食べものも音楽もちょっと他の都市とは別格に感じる。
今回の初パリ、7泊ぐらいではとても足りなかった。次には2週間は滞在したいところだ。うれしいことにあれだけの観光地にもかかわらず中心部に100ユーロぐらいの手頃なアパートが見つけられるのだから資金は何とかなるだろう。あとは円が強ければ。
ウディ・アレン監督の「ミッドナイト・イン・パリ」を数日前に見直してみたのだけど、行った後だと知っている所が随所に出てくるのでなかなかに楽しめる。オーソン・ウィルソン演ずる主人公達は“ル・ブリストル”に泊っているのだが、調べてみると普通の部屋で990ユーロ、ジュニアスイートでは1,690ユーロ。Jr.スイートに2週間滞在するとしたら33,800ユーロにもなる。あの主人公はハリウッドの売れっ子ライター、さすがに庶民とは違うね。
庶民と言えば、イギリスの田舎大学の教師夫婦が週末にパリにやって来るというお話の映画が「ウィークエンドはパリで」。一時の勢いで無理して高級ホテルに泊ることになり、勘定のことで夫婦が揉めてしまう。親近感があるのはこっちの方だな。
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