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2017年5月

2017年5月18日 (木)

ドキュメンタリー映画、「シチズン・フォー(原題Citizenfour)」

 スノーデンといえば元NSA職員で、アメリカ政府が秘密裏に作り上げた情報監視システムを告発した人物だ。アメリカ政府からは反逆者として逮捕状が出されているのだが、ヨーロッパの意識ある若い人達の間では英雄として、アイコンとなっている。

 そのスノーデンが英ガーディアン紙らとコンタクトを取り、香港でインタビューを受けた顛末をリアルタイムで記録した映画が「シチズン・フォー」だ。ツタヤで準新作となったのを機にレンタル視聴した。

 一連の映像の緊迫感は尋常ではない。こんなドキュメンタリー映像はめったにないだろう。アクションシーンはないけれど、まるで「ジェイソン・ボーン」の実話版だ。

 ボーンシリーズ3作目の「ボーン・アルティメイタム」ではボーンはイギリスの新聞記者に接触しようとするのだが、その記者はスノーデンの場合と同じくガーディアン紙の記者だ。ボーンと接触しようとしたその記者は白昼のロンドンでCIAに暗殺されてしまうのだが、スノーデンの場合は無事に記事発表にこぎつけることができる。香港という場所の選択が良かったのか?ロンドンではダメだったのだろうね。

 オリバー・ストーン監督のドラマ版映画「スノーデン」も現在公開中。アメリカでは資金が集まらずヨーロッパからの資金で製作したらしい。

エドワード・スノーデンのウィキペディア記事はこちら

2017年5月10日 (水)

マイレッジで函館往復の航空券を手配

 函館へ旅行したいとのことで母親から私に相談があった。それで、ユナイテッド航空の私のマイルが貯まっていることもあり、母とその連れあいの2名分の航空券をプレゼントすることにした。ユナイテッド航空のマイレッジ・サービスはスター・アライアンスのメンバーである全日空のチケットも手配できる。

 国内の無料航空券を手配するのは初めてだ。海外航空券の手配と大きく違っているのは海外航空券は旅行予定の1年前から手配が可能なのだが、国内航空券の場合は2ヶ月前からしか手配ができないということ。

 出発は7月、その頃の北海道旅行は人気が高いので、果たして希望どおりにうまくチケットが取れるのかしらと、期待せずにユナイテッド航空にログインして調べてみた。

 するとちょうど希望どおりの便が空いていて、往復ともすんなりと確保することができた。チケットの発券手数料も燃料加算もかからず、マイルだけで事足りた。全日空がどれぐらいの席数を無料航空券用に提供しているのかはわからないのだが、早めに手配すれば繁忙期でもなんとか席は確保できそうだ。

 無料チケットに必要なマイル数は小松から函館往復で一人10,000マイル。同じ日程でチケットを購入すると一番安い料金が37,460円なので単純計算では1マイルは3.75円の価値があることになる。同じ日程の小松発着でエバー航空の台北往復を調べると運賃は57,970円だった。これをマイルを使って手配すると3万マイルなので、その場合の1マイルは1.93円の価値があることになる。こうしてみるとユナイテッドのマイルは全日空の国内航空券を手配した方がかなりお得と言うことになる。

 2名分の航空券が確保できたので、次に宿の手配をしてみたのだが函館の宿代は異常に高い。並のホテルの20㎡の部屋が1泊2.5万円ぐらいなので、東京やパリと同水準だ。しかもすでにかなりふさがっている。

 宿代や食事代のことを考えると、小松発着では台北か上海へ出かけたほうがトータルでは安くつくだろうね。

Hakdt

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