ウェス・アンダーソン監督作品 "アステロイド・シティ"
この人の映画は”天才マックスの世界”を見たのが最初で、それ以降の作品は大体見ている。今度の作品も結構楽しめた。
「粗筋はどうなのよ」と言われても、ストーリー自体にあまり意味はないというか、見終えても説明できるほどにはならなかった。よくこうしたオタクのような映画を作り続けられるものだと、ただ感心する。固定客がいるので制作費は回収できているのだろうけど。
主役は常連のジェイソン・シュワルツマンとスカーレット・ヨハンセン。今回は脇を固める俳優陣が凄いことになっている。エドワード・ノートン、エイドリアン・プロディ、スティーブ・カレル、マット・ディロン、ウィレム・デフォー、ジェフリー・ライト、ティルダ・スウィントン、まだまだいる・・・トム・ハンクスまで。皆さん主役級だ。
オールスター脇役の皆さん方だが、いろんなシーンでちょこちょこと顔をだしている。いったいどうやって撮影のスケジュール調整したのだろうね。ギャラは高いし、忙しい人達ばかりだろうから。
全編色彩が独特で、エンドクレジットを見るとコダックフィルムで撮影されている。深い意味は考えないで、素直に楽しむのが吉だ。
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