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2018年11月22日 (木)

シチリア行きで旅行環境の変化を実感

 11月上旬からイタリアのシチリアに2週間程出かけてきて、旅の環境にかなりの変化を感じた。

その1 

 セキュリティー検査が厳しくなっている。

 往路の北京空港乗継で水銀体温計を没収された。旅行には永年持ち歩いているのだが、没収はもちろん、見つけられたのも初めて。帰路はこれまた北京空港で預託荷物が検査に引っ掛かり、到着地のセントレア空港で受け取れなかった。デジタルカメラの予備バッテリーが入っていたためとのこと。これも永年持ち歩いているのだが、今まで見つけられたことはない。ちなみにカメラ本体に収納してあるか、機内持ち込みにすれば問題ないらしい。機内持ち込みにして没収されるとまずいと思ってスーツケースに入れたのだが、余計な手間が発生した上に、逆の結果を招いてしまった。 参考リンクはこちら

その2

 入出国のパスポートコントロールがどこも自動化されてきている。

 北京空港の国際線乗継では従来からパスポートチェックがあるのだが、今回自動化されていた。ただし、自動ゲートを通過して便利になったと喜んだのもつかの間のことで、この先に去年と同じく係官による対人チェックが待ち構えていて、搭乗券にスタンプが押される。旅行者にとっては関門がひとつ増えただけのことだ。搭乗券へのスタンプに何の意味があるのかと思うのだが、そこらへんはさすがに中国。

 ローマ空港でも自動ゲートが導入されていた。今年の6月時点ではすべて対人、対面での出入国コントロールだったのだが。

 そして、日本のセントレアでも帰国の検査が自動化され、パスポートへの帰国スタンプが不要となっていた。数年前にヘルシンキ空港で自動ゲートを利用した時には何度やってもゲートが開かないのであきらめたものだったが、今はどこもスムーズに流れている。顔認識の精度が相当上がっているのだろうね。ちょっと怖いような気もする。

その3

 ボーイングB787初体験

 B787はボーイング社の最新鋭中型長距離旅客機。エアバスA380には乗ったことがあるのだが、この機体は初めて。窓の遮光が一括制御できるようになっているし、座席の液晶ディスプレーがとても綺麗だ。画面を斜めから見ても色や照度の変化がほとんどなくて快適に映画鑑賞できる。それ以上に関心したのは音が良いこと。手持ちのイヤーフォンを接続すると充分まともな音が出てくる。次はエアバスA350に乗ってみたいものだ。

Airchina

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