シチリアへの旅
今年の2月にお得な航空券を見つけて確保し、ようやく今月上旬に2週間の日程で、シチリア島へ出かけてきた。風光明媚で、歴史資産も豊富、加えて食事も美味しく、物価も比較的安い。
気候はというと、朝は肌寒いものの太陽が差してくると長袖シャツ一枚で充分快適。日本風に言えば行楽日和が続く。それでいて現地は観光のオフシーズンなので、どこも空いている。特にホテル料金はピーク時期より相当安くてお得感が大きい。
地元の人々も気さくで、知らない人にいろいろと親切にしてもらった。難点は路上のゴミが多いこと。一部をちょっとだけご紹介。
パレルモのバッラロ市場、元気な人は半袖姿。左上隅に写っている東洋系の人物は私ではありません(念のため)。
パレルモ郊外、モンレアーレのドゥオーモ、世界文化遺産「アラブ・ノルマン様式建築群」のひとつ
パレルモ市内で映画「山猫」の写真展が開催されているのに通りかかった。パネルを前に女学生が解説に聞き入っていた。
パレルモに点在する世界文化遺産の建築群はアラブ、ノルマン、ビザンチン文化が融合した独特なもので見ごたえ充分。
北方のノルマン人がなぜヨーロッパ最南のシチリア島で王権を興すことができたのかという疑問を持つ人がいるかと思うが、そうした方はこちらをどうぞ。
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