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2018年12月 3日 (月)

ヴォーカルのちから

 YouTubeで”Sofar sounds”をチャンネル登録して楽しんでいる。”Sofar sounds”はロンドン発祥の音楽プロジェクトで今では世界に拡がり、小さな音楽ライブを各地で発信している。アムネスティ・インターナショナルとも組んでいるようで、「Well Come refugees !(難民を歓迎します)」のサインが出ているライブも見かける。

 そのライブ音楽は少人数の聴衆を前にごくシンプルな楽器だけを用いて行っていて、音楽というものの原点を思わせるようなライブだ。出演者にはプロのミュージシャンもいるのだけど、私にとってはそれまで知らなかった人達ばかりでとても新鮮だ。

 少人数でのライブ収録なので、その場の聴衆の1人になったような臨場感がある。そのうえ楽器がシンプルなので、すぐれた歌い手からは人間の声が持つ根源的なちからがそのまま伝わってくるように思える。

 世界各地のこうしたライブが居ながらにして体感できるのだから凄い時代になったものだ。

 イタリア北部"Brescia”から

 南ア共和国"Cape Town”から

 台湾"Taipei”から、Sofar Tokyoは低迷しているようだけど、こっちはなかなか良いね。

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