フリーOS “Ubuntu”の使用感
Ubuntuを扱うのは新鮮で結構楽しい。普段の作業はネット閲覧と事務作業ぐらいなのでストレスなく動くのだが、慣れているWindows7とは使い勝手が相当違う。不便なのがLAN接続しているドライブをローカルドラブのように扱えないこと。NASに置いてある音楽ファイルを再生ソフトに登録しても消えてしまう。
Windows7ではネットワークドライブの設定をすればNASに置いてある音楽ファイルをいつでも再生できるのだが、Ubuntuではそうはいかない。どこかにコマンドを記述すれば可能らしいのだが、ちょっと敷居が高すぎて私には無理そうだ。
CPU使用率も思っていた以上に高い。なんの作業もしていないアイドリング状態でも3%前後ぐらいで推移する。YouTubeのフルHD動画(1920*1080 24fps)再生では50%〜70%ぐらいだ。同じ動画をWindows7環境下で再生すると40%以下なのでUbuntuは結構リソースを消費して、Windows7より重いOSということになる。
ということよりも根本はPCのハード構成が古すぎるのだ、何しろCPUは11年前に発売されたCore2Duo E8400だ。PC最大のボトルネックであったストレージアクセスの遅さがSSDの普及によって解消し、それによってこんな旧式のPCがここまで延命できたのだけど、それももう限界にきている。
というわけで、これ以上延命させるよりも新しいPCを組み立てる方にぐっと傾いてきた。試算してみるとWindows10込みで5万円ぐらいなので、なんとかなりそうだ。
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