宰相の器、メルケル独首相のテレビ演説
毎日新聞に経済学者の野口悠紀雄氏へのインタビューが掲載され、その中でコロナウィルス対策に関するドイツのメルケル首相のテレビ演説が取り上げられていた。
演説が行われたのは3月18日のことなのでもう一月前なのだが、日本でもツイッターなどでかなりの反響を呼んでいたらしい。全然知らなかったので探してみたところドイツ大使館の公式ページに演説の日本語訳が掲載されていた。
一読してみると理性に裏打ちされているのはもちろんなのだが、労苦を強いることになる国民に対して真摯に向き合っている姿が読み取れる。市井の人々への思いやりにもあふれていて「さすがだな」と感じ入った。
危機に際してこうしたリーダーがいるのといないのでは大違いだ。残念ながら日本は後者。
ドイツ大使館による演説全文はこちら
野口悠紀雄氏へのインタビュー記事はこちら
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