奈良、山の辺の道をハイキング
今年の農作業も終わり奈良へ小旅行に出かけた。これまで奈良でゆっくりしたことはないのだが今回は3泊4日の日程を組んだ。
2日目に“山の辺の道”へハイキング。“山の辺の道”は文献に現れた道としてはもっとも古く、三輪山麓から奈良中心部を結んでいたとのこと。そのうち天理市から桜井市へと至る16Kmがハイキングコースとして人気だ。16Kmはちと長いので、今回はその半分を歩いてみた。
9:30ごろ、JRの柳本駅から東に向かって歩き出す。すぐに左手の方に黒塚古墳が見えてくる。
トレイルに戻ると右手に南行燈山古墳が現れる。天皇陵とされているのだが被葬者を特定できる証拠はないとのことだ。ただ、大和政権の大王の墓であるというのは定説となっているらしい。
トレイルのストリートビュー
途中でいくつかの集落の中を通っていく。ちょうど収穫時期を迎えた野菜や果物の無人販売スタンドがあちこちに。
山道沿いに更に南下すると由緒ある神社が道沿いにいくつも現れてくる。
中でも有名なのが大神(おおみわ)神社。酒の神様とされていて、酒祭りの準備がすすんでいた。
大神神社を過ぎると住宅街に入り、トレイルがはっきりしなくなる。一度迷ってしまった。
2時近くに終点の大和川の川べりに到着。そこから更にJR桜井駅まで歩いて帰路についた。大神神社より先はカットして最寄りの三輪駅から奈良へ戻るようにすれば時間を短縮できる。
これほど歴史を感じさせるハイキングコースは日本でもここだけだろう。
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