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2021年5月 8日 (土)

部屋の定在波対策を行った。

 四角い部屋には定在波が発生して音響特性に悪影響を及ぼすことは知っていた。特に重低音は波長が長いので問題が大きくなる。自室でも、数十ヘルツのテスト音を再生しながら部屋の中を移動してみると場所によって聞こえ方が全く違ってくる。ほとんど音圧が感じられなかったり、反対にボワボワと盛大に響くだけで音がぼやけてしまったり。

 そうした定在波に対策を施すのは大掛かりなことになってしまうので無理だと思っていたのだが、あるYoutubeの動画を見つけた。その動画は実験を行ったうえで、きちんとデータを示しているので説得力がある。それによると、ポイントを押さえた対策を行えば、それほど大掛かりでなくてもかなりの効果が期待できるとのことだ。

 さっそく自室にも対策してみた。やったことと言えば、定在波が集中する部屋のコーナーに吸音材を配置しただけ。普段は使わない化繊系のスリーピングバッグ二つを積み上げその前に目隠しを兼ねてキャンプ用のマットレスを立てかけた。新たな出費は当然ゼロ。

 対策後にテスト用の低音を出して部屋の中を移動してみると、コーナーでの低音のボワつきが減って、全体としても音の明瞭度が上がった。Youtubeは勉強にもなる。

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参考にした動画はこちら

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