Marvin Gayeの名曲"What's Going On"
"What's Going On"はソウル音楽の名曲中の名曲であり、今も幾多の歌手がカバーして、歌い継がれている。
アップルTVのドキュメンタリー映画「1971:その年、音楽が全てを変えた」を見ていたらこの歌が取り上げられていた。(第1話は無料)
今の今まで知らなかったのだが、この曲はベトナム戦争への反戦の意思をメッセージするために作られている。マービンの弟がベトナム戦争に従軍し、その影響を受けて生み出されたものだとのことだ。
テンポも軽快だし、ボーカルも軽めなのでそんな社会性のある歌だとはついぞ思わなかった。そうした由来も知らずにただ気軽にこの歌を楽しんでいた自分の不明を恥じいるばかり。
音楽ビデオを探してみると最近作成された新しい映像にこの歌をのせたものを見つけた。マービン・ゲイのオフィシャルビデオだ。アメリカ社会の現状を問いかけるものとしてこの歌が用いられている。今もなお、この歌の持つ社会性は消えていないようだ。
このビデオの冒頭、水道栓から茶色の水が流れ出るシーンはミシガン州フリントでの水道水汚染問題をとりあげているもの。
歌詞を和訳してくれているサイトはこちら
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