余ったSSDをNASのバックアップ用に
SSDが1個余ることになった。SanDisk社の製品なので品質には定評がある。すでに8TB書き込まれているのだがCrystalDiskInfoでは余寿命も100%のままだ。
そのSSDを外付け用のUSBケースに組み込んだのだが、特に使い道が思い浮かばない。ようやく思い付いたのがNAS(Network Attached Storage)のバックアップ。手間暇かけて大きいエクセルファイルを作った時などにバックアップしているのだが、マメにバックアップするのに越したことはない。
NASには定期的にバックアップする機能があり、SSDをそのバックアップ先として使うことにした。SSDをNASに接続し、NASの設定メニューからスケジュールバックアップを設定した。放っておいても一日一度はバックアップしてくれる。
NASは2台のハードディスクでミラーリング(RAID1)しているのだが、データ消失の危険はどうしても残る。そのうえX-RAIDというメーカー独自の特殊なRAIDでミラーリングしているので、NAS本体のハードが故障するとややこしいことになるらしい。
本体が故障したとしても残されたディスクが無事であればそこからデータを取り出せば良いのだが、X-RAIDではその作業が難しいとのことだ。データ取り出しに成功したと解説してあるホームページはあるのだが、Linuxのコマンドをいろいろと駆使しなくてはいけないので、何のことやらさっぱり理解できない。
その点、外付けのSSDにデータをバックアップしてあれば、NASのハード自体が壊れてしまったとしても、SSDをWindowsPCに繋ぎ換えるだけで即座にデータにアクセスできる。
今頃になって「転ばぬ先の杖」もないのだが、安心感はぐっと増した。難を言えばSSDの容量が少ない事だが、オフィス関係のデータだけであれば当面は不足することはなさそうだ。
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