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2022年9月23日 (金)

昔々に録画した長尺映画を視聴

 映画も2時間を超えたものだと、たとえ録画はしたとしても見るのはついつい後回しになってしまう。そうこうしているうちにハードディスクが一杯になってしまい、光ディスクに「ダビング」するか、「視聴」するか、「消去」するかの選択を迫られることになる。

 今回「視聴する」との選択をしたのは「愛と哀しみのボレロ」、2013年に録画してあったので9年後にしてようやくのことだ。クロード・ルルーシュが監督し、1981年に公開されたもので上映時間は何と3時間4分。

 ボレロのダンスシーンが有名というだけで、予備知識も特になかったのだが、長さを意識せずに最後まで見終えることができた。

 物語の舞台はパリ、ベルリン、モスクワ、ニューヨークの4都市。第2次世界大戦が始まり4組の家族が時代に翻弄されることになる。彼らの出会いと別れを物語に紡ぎながら、それぞれの家族の歴史が重層的に語られていく。そして最後には・・・・。

 圧巻はやはり最終盤のダンスシーン、エッフェル塔を背景にしてボレロが踊られる。日頃クラシックバレエにはとんと関心がないのだが、このダンスには魅了させられた。踊り手のジョルジュ・ドンという人は1992年に亡くなっている。映画のキャッチコピーが「愛よ響け、魂よ踊れ!」

 長尺映画をキーワードにして検索してみると結構な数が出てくるのだが、不思議と大抵の映画を視聴している。

 ”旅芸人の記録”、”ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ”、”アラビアのロレンス”、”ラスト・エンペラー”、”地獄の黙示録”。"7人の侍"が3時間27分もあるとは意外だった。見始めるとあっという間だよね。

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