ラテン・アメリカ世界のヒップ・ホップ
子供の頃はラテン音楽は日本でもポピュラーだった。ラテン音楽のフルバンドも活躍していたし、ラテン音楽のテイストを取り入れた歌謡曲もヒットしていた。ラテン音楽に限らず、イタリアのカンツォーネやシャンソンも結構な人気だった。
いつしか英語圏のポピュラー音楽が全盛となり、ラテン音楽のヒット曲も耳にしなくなったのだが、それは日本の事情であって、どっこいラテン音楽は強力な磁場を発しながら健在だ。だってスペイン語を母語とする人は世界で4.8億人なのだから。
私も結構ラテン音楽を聴いている。11年前の曲だが2億回の再生数を誇るのがそのものズバリのタイトル”Latinoamérica”。
ラテンアメリカ世界の多様性を示すような映像がすばらしい。歌の意味はわからないのだが、映像から推察するに社会性を持っている曲と思える。演奏するのはプエルトリコのCalle 13と言うグループ、ビデオにはメキシコやペルーの女性歌手も登場する。
歌詞の意味を知りたいと思って探してみたら日本語に訳しているサイトがあった。こちら
主語の「私」はラテンアメリカを意味するとのことだ。なるほど。
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