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2012年6月

2012年6月28日 (木)

トレッキング・ポールの修理

トレッキング・ポールは自分の山旅には欠かせない。
前回のランタン谷トレッキングにも使ったLEKI Super Makaluは故障もなく問題ないのだが、アンチ・ショック機能もあるためちょっと重い。
なにしろ20日間程も両手で持ち歩くわけだから、少しでも軽い方が良いのは当然。

家族用にアンチ・ショック機能なしで、ショート・サイズのMakalu Compactがある。
片方260gなのでSuper Makaluに比べるとペアで100g軽い。

エベレスト街道へはこの軽い方を持っていくことにして、分解掃除をしてみた。
すると、中段ポールのストッパー部分のネジが曲がってしまっているのを見つけた。
正常な方と比べると長さ調整がスムーズにできない。

↓左に曲がっている。

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さっそく地元の好日山荘に持ち込み、交換を依頼した。
しかし、モデルが古すぎて交換部品が残っていなく、他モデルのものを流用することになった。

一週間ほどで交換完了。代金は思ったより安く2,310円。
家に持ち帰って、正常な方と比較すると新しいポールは5センチほど長い。

↓ポールの長さ表示も合わなくなってしまった。

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ポールの出し入れはすごくスムーズになり、機能に問題はないので仕方ないね。
なにしろ20年近く前のモデルだから。

↓収納時も長さが少し違ってくる。

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2012年6月25日 (月)

夜叉ヶ池

6月23日(土)、山開き直前の夜叉ヶ池へワンデイ・ハイク。
付近は降雪の多い地域で、最近になってようやく登山口までの通行止が解除された。
以前に登ったのはいつだったのか・・・?遠い記憶の彼方だ。

登山口駐車場には地元ナンバーは少数。
ほとんどが関西、中京圏からの車。
ベンツ中型セダンの横に駐車した。

最初は緑濃い中を、谷に沿って水平な登山道が続く。

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途中に豪快な夜叉ヶ滝。
ここら辺は登山道以外に人工物はなく、手付かずの自然が豊かだ。

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どんどん追い抜かれつつも、2時間程度で池(標高1,099m)に到達。
希少動植物保護のため周囲には木道ができていて、監視員さんも巡回している。

天気も良いため、大人数のグループ客が次々に登ってくる。

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夜叉ヶ池山の南東斜面にはニッコウキスゲがびっしりと群生していて、
見事な景観。

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下りはゆっくりと。上りとほぼ同タイム。

このコースは車さえあれば手軽に登れ、深山の雰囲気も充分に味わえる。
紅葉の時季も良いだろうね。

2012年6月15日 (金)

残雪の白山

トレーニング開始から一ヵ月半、効果測定のため6/12(火)~13(水)にかけて残雪の白山へ。

荷物はエベレストトレッキングとほぼ同装備で、食料・飲み水込みで約10kg。
リュックはもう20年近く前の物だが、今回の山行でも特に問題なし。

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上りはゆっくり目のペースで、ほぼ標準タイム。
脈拍、呼吸数も特に乱れなし。

別当覗きを過ぎ、甚之助避難小屋手前から登山道に残雪が現れる。

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途中出会ったのは、ガスのため引き返してきた登山者1名のみ。

到着した甚之助避難小屋は昨年新装され、見違えるほど快適になった。

展望のきく前庭で、テーブルに座って食事すれば、ちょっとした山岳リゾートにいる気分になる。

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休憩していると、段々とガスがかかってきた。
夕方から雨との予報もあり、この小屋で泊まることにした。

後から京都からの登山客も登ってきて、その晩の宿泊は二人。

翌日、下界は雲の中だが山は快晴。

設置されている旗を目印に、残雪をトラバースし、

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黒ボコ岩直下を登る。

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晴れの予報のため、この日は朝からかなりの人が登ってくる。
弥陀ヶ原は残雪でびっしり。

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久しぶりに白山頂上へ

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頂上からは雲の切れ目から、立山や乗鞍方面がちらりと望めた。

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室堂で昼食をとり下山にかかると、弥陀ヶ原にはすっかりガスがかかってきた。

黒ボコ岩からの下りはちょっと怖い。
ピッケルがあると安心だが、持ってこなかった。

途中、ガスが濃くなり標識の旗が見えなくなる。
踏み跡を頼りになんとか甚之助避難小屋へ。

遅く登ってきた人はあきらめて引き返していた。

ここから先の下りは無理をせずにゆっくりと。
3時半過ぎに別当出会に到着。

効果測定としてはまずまずだったのだが・・・。
翌々日にふくらはぎと大腿四頭筋に激しい筋肉痛が発生。
下半身の筋力強化には時間がかかるようだ。

エベレスト街道では標高差1,500メートルの急坂を一日で下るようなところは無いので、
まあ良しとしましょう。

エベレストトレッキングは地元住民の一般生活道を歩いて旅行するだけなので、白山登山に例えると、自動車がなかった時代に徒歩で白山山ろくの村々を周遊するようなものだ。

それでいくと白峰村はナムチェ・バザールだな。





2012年6月 5日 (火)

上海行き

話の成り行きで、連れ合いと上海5泊6日の旅をすることになった。

上海は'75年、'85年、2001年と訪ねており、特に2001年には、あまりの変化に驚いたものだ。
今はもっとすごいことになっているだろう。

チケットは名古屋発中国国際航空で往復35,230円、7月の連休を挟んでの日程だから、まずまず安い。

ジェットスターやエアーアジアの東南アジア方面行きの方がもっと安いので、マニラやクアラルンプールをいろいろ検索してみたのだが、日程が合わなかった。

上海の宿だが、この時期はオフシーズンなのか意外に安い。
民家を改装したB&Bや戦前からのクラシックホテル、超近代的ホテルと選択肢も豊富。
上海のホテルライフは結構楽しいかも。

今回は設備と料金のバランス重視で、以前はリージェント・グループだったLongemont Hotelを予約した。

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