トレッキング4日目、Längen谷へ峠越え
夜は雨模様だったので、朝になっても止んでないようだったら、谷沿いに下山するつもりだった。
朝になってみると雲は多いものの青空も見えるまずまずの天気。
予定通り、トレッキングを続けることにした。
8時ちょっと前に小屋を出発。昨日の道をすこし引き返す。
分岐点を右に進み、谷を詰めていく。
氷河堆積物でガレた道を進む。
峠に近づき、残雪が出てくる。
目指す峠が見えてくる。
適度に緩んだ雪なので、歩行は楽だ。
2時間ぐらいで峠Winnebachjoch(2,788m)到着
登ってきた谷を振り返り見る。
これから下っていく谷
峠から下りにかかると、鎖場が現れた。今回のトレッキングではこれが最初で最後だった。
降りてきた峠を振り返り見る。
右手方向にに小さな氷河が見えてくる。
山小屋、Westfalenhaus(2,273m)が見えてくる。
小屋手前の滝
12時頃、山小屋に到着。宿泊予定だったが、まだ余裕があるので先に進むことにした。
小屋近くには小さな教会。
小屋の先から谷底へ下る道と水平道に分かれていて、水平道を進むことにする。
家族連れのトレッカーなどがかなり登ってくる。
水平道を振り返り見る。
お花畑
徐々に谷底に降りてくる。
Lüsenの集落が見えてくる。
14：00頃Lüsen到着。結構大きい宿があるのだが、休業中だった。
バス停のある次の集落Praxmarを目指して山沿いのトレールを進む。
15：00ごろPraxmar到着。唯一の宿Pension Praxmarに荷を降ろす。
オーストリアアルペンクラブの指定小屋らしく、大部屋もあったのだが、バス付きの個室にした。広くて快適。
廊下もきれい。
久しぶりのシャワーを浴びてから、テラスでビール。
一休みした後に、散歩に出ようとしたら雨が降ってきた。
雨上がり後、夕刻のペンション全景
周囲は立派な構えの民家が何軒か点在している。たぶん別荘だろう。
立派なダイニングルームで夕食。アラカルトメニューのフルサービスだった。
結構な数のゲストが宿泊していた。
翌朝の会計は
部屋代39ユーロ
夕食、ビール0.5L、ワイン0.25Lで計28ユーロ
朝食5ユーロ
総合計67ユーロでインスブルックと比べるとかなりお安い。
日帰り行動範囲でいくつかのポイントもあるようなので、このペンションに何泊かしてハイキングを楽しんでも良いね。
その夜も雨が降ったり止んだりだった。
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