トレッキング5日目、インスブルッグへ戻る。
7月20日(土)、昨日は山小屋をパスしてふもとまで降り、ペンション泊まりだったので、その日はインスブルックへ帰るだけ。
昨夜の雨もあがり朝から晴天。
Praxmarからインスブルックへのバスは直通2本、乗り換え2本の計4本しかない。
9時の一番バスはGries im sellrain乗り換えだった。
インスブルックから来た時は気がつかなかったのだが、バスの後部には自転車のキャリアーが付いている。
これで自転車を標高2,000mまで運び、570mのインスブルックまでサイクリングすると気持ちよいだろうね。
乗り換え地点のGries im sellrainはこのあたりでは大きな集落で、スポーツショップや大きなホテルがあるリゾート村。
スポーツショップには電動アシスト機能付きのレンタルマウンテンバイクが置いてあった。これだと坂道でもスイスイと漕げるのだろうな。
リゾートホテルのテラスで白ワインを飲みながらバスを待つ。
Sellrain谷を走る幹線道路を観察するとサイクリスト、バイカーが次々と通過していく。
インスブルックに帰り着き、ホテルの部屋を確保。
シングルは空いていなかったのだが、ちょっと難ありのダブルの部屋をシングル料金にしてくれた。
「Special for you」とのことで朝食付き76ユーロ。こんなハイシーズンにラッキーだった。
天候にも恵まれ、計画どおりにトレッキングを終えることができた。今年は例年になく天気が安定し、しかも猛暑だったらしい。
すっかりチロルアルプスが気に入ってしまった。
標高こそ日本アルプスと同程度だが、氷河に短時間でアプローチできるし、トレッカーも少なくて、ゆったりとトレッキングできる。
山小屋やペンションの費用も、ユーロ130円としても日本の半分程度ですむ。
拠点となるインスブルックの街もすばらしい。観光客を大事にしていて、いつも無料イベントがあり何日いてもたいくつしない。
私も5泊して、無料のコンサートを毎日楽しんだ。食事もおいしい。
来年はミュンヘンからチロルに入り、トレッキングしながらイタリアに抜けるのはどうかなと、今から考えている。
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