Windows XPの祟り(たたり)、無限ループ地獄
長い間使っていたXPなのだが、最後になってから祟り(たたり)に触れて、無限2重ループに陥ってしまった。
ことの起こりは突然だった。家族用のノートブックでWindows updateを手動で立ち上げると、ループに陥り、何時間経っても終了しない。その間のCPU使用率は常に100%となり、まったく何もできない状態になってしまう。(その1)
ネットで情報を探していくつか対応してはみたが、直らななかった。(その2)
そこでXPをあきらめてUbuntuを導入することにして、インストールに挑戦してみた。しかし、これもインストールが途中で止まってしまう。Xubuntuもだめ、Lubuntuもだめだった。どうも原因は使っているSSDにあるようだった。(その3)
その後しばらく放置していたのだが、そのノートにXPを再インストールして、XPのサポートが切れた後もバックアップ用のPCとして保管していくことにした。XPでしか動かないソフトや周辺機器もあるからね。
この再インストールでもまたつまづいた。
まずはクリーンインストールをしてみたのだが、不明なデバイスがいくつも出てきた。メーカーであるNECのサポートページでドライバーを探してみるのだが公開されていない。(その4)
仕方なく以前に作成しておいたレストア用のDVDからレストアをやってみたのだが、これがとんでもなく時間がかかる。(その5)
ようやくレストアを完了したのだが、なんと言うことかそこにもうひとつのループが待っていた。いざWindows updateを行ってみると、(その1)に逆戻りし延々とループが続いてく、CPU使用率も100%になり、画面が固まってしまう。
徒労感に襲われながらも情報を収集してみると、先にインターネット・エクスプローラーを8に更新すればうまくアップデートできるとの情報を見つけた。
そのとおりやってみるとあら不思議、今までのループ地獄がうそだったようにすんなりとアップデート完了。(その2)から(その5)までの作業はなんだったのか?
「いつまでもXPを使う」とか「IEを更新せずに、他のブラウザーを使う」とか、マイクロソフトの期待する方向と違ったことをやっていると、祟り(たたり)に触れるようだ。
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