クアラルンプール、マレーシア
ペナン島からの帰りにマレーシアの首都であるクアラルンプールで3泊した。
泊まったホテルはサービス・アパートメントのPARKROYAL Serviced Suites。繁華街のブキッ・ビンタンに立地し短期滞在に便利、ミニキッチン付きで広くて快適なのでもちろん長期滞在にも便利。
HISのキャンペーン価格で一泊11,800円(WI-FI、朝食込み)。
室内のバーチャルツアーはこちら
27年ぶりのクアラルンプールは見違えるような大都会になっていて、まったく別の都市としか思えなくなっていた。
高層を誇るぺトラナス・ツイン・タワービルでさえ地上では眼にできないほどに街全体の高層化が進み、そのビル群の中に高速道路や高架鉄道が走っているので、街中を歩いていても目的の方向がまったくわからない。
以前にはなかった高架鉄道やモノレールにも乗ってみたが、駅に表示類がほとんどないので列車の進行方向さえ旅行者にはよくわからない、もちろん乗り換えポイントもわかりにくいので非常に使いづらい。おまけにタクシーも交渉制なのでこれまた短期滞在のツーリストには使いづらい。
それなので街歩きがあまり楽しくない。同規模の都市で比較すれば、街全体の魅力としてはシンガポールやバンコクが上だろう。バンコクは交通渋滞がひどいが、チャオプラヤ川があるのが良い。
とはいってもクアラルンプールならではの魅力もある。それはイスラム文化。
初めて訪れたイスラム美術館は建物自体も洗練されているし、展示品の構成も見事。
イスラム文化に絞った美術館はアジア圏ではたぶんここだけだろうし、クアラルンプールでは必見だろう。
そのエントランス
イスラム・モダン・アート、サウジアラビアの作家もあって、これまでまったく知らなかった世界を発見した。ひとつ欲しいね。
美術館建物内のドーム、イスラムの美的センスが感じられる。
市内に点在する巨大ショッピングモールにも驚く。
日本の地方都市に住んでいる身にとって、石張りでピカピカの床に巨大な吹き抜け空間を持つそうしたモールに身を置くと、まるで別世界に来たように思えてくる。
モール内には”東京”を全面に打ち出した通りがあって、ミニ原宿が出現していた。
クアラルンプールではマレーシアの急成長ぶりが実感できる。そのぶん物価も上昇している。
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