ネットワーク対応のブルーレイ・プレイヤーを導入
持ち物をあまり持たずに、できるだけシンプルに生きようと心がけているつもりなのだが、ギガビット有線LAN環境を構築してからはネットワーク関係の機材がどんどん増えてきてしまっている。大して広くもない家だが、LAN環境は確かに便利だ。
今回もまたまた、そうしたネットワーク関連製品を導入した。
昨年暮れに落雷事故でだめになったDVDレコーダーをソニー製のブルーレイ・レコーダーBDZ-EW500に買い換えた。最近のレコーダーはネットワークサーバー機能を持っていて録画した番組をネットワークを通して家中に配信できるようになっている。私もレコーダーをネットワークに接続して自室のTVで受信できるようにしている。
ところが居間に置いてある液晶TVはちょっと古い製品なのでネットワークの受信機能(クライアント機能)を持っていない。ノートPCで受信して出力先をそのTVにしてやればよいのだが、そうするためには著作権保護の関係で結構な金額である再生ソフトを導入しなくてはいけないし、視聴するたびに長いケーブルを引き回してノートPCをTVに接続することになりかなり面倒だ。
何か良い方法がないのか探してみたところ、ネットワーク対応のブルーレイ・プレイヤーがあることがわかった。最近のAV家電はネットワーク抜きでは考えられなくなってきているようだ。
さて、そのネットワーク・クライアント機能を持つブルーレイ・プレイヤーだが、各社から出ていて安いものでは1万円前後と格安だ。安くても評判もそれなりに良いものをリサーチし、選んだのはLG電子の"BP630"。お値段は送料無料で8,800円だった。 LG電子はこれまでDVDマルチドライブを自作PC用に何台か使ってきたことがありなじみがある。家電製品ではスマートTVに力を入れているようだ。
このLG製ブルーレイプ・レイヤー導入で、我が家の古いTVもいまやYouTubeが見られるスマートTVへと変身だ。
YouTubeからバディ・ガイのインタビュー
SD映像でも1080PのHD映像へアップコンバートできるし、画質も音質もなかなか良いように思う。YouTubeの動画再生も滑らかだ。
ただ、デジタルメディアのネットワーク規格である"DLNA"は厳密なものではなく、ただのガイドラインにすぎないらしいので、違うメーカー機器の間での送受信がすべて上手くできるとは限らないようだ。
今度のLG製プレイヤーでもソニー製のレコーダーから配信される録画番組の再生自体は問題なくできるのだが、早送りや一時停止ができない。
それなので、長時間番組を視聴しようとすると相当気合を入れなくてはいけない。
クライアント機能を持つ日立製のTVとソニーのレコーダー間では早送りも一時停止も問題なくできるので、メーカーの間で相性があるようだ。
これでソニー製のレコーダーからネットワークを経由して家にあるTV2台へ録画番組を配信できるようになった。
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