Net bookのメインテナンス
ハードやソフトに一部制限があるものの、安価なミニノートPCとして一時期出まわっていたのが通称Net bookだ。今回ある人からそのNet bookのメインテナンスを頼まれた。ものは富士通製でCPUがATOM N475(1.83GHz、シングルコア、2スレッド)、メモリー1G、OSがWindows7 Starter、2012年モデルだが当時でも相当貧弱な代物だ。
まずはウィンドウズのアップデートと思い、チェックしてみると2年間もアップデートされていない。そのまま更新プログラムの確認をやってみたのだが数時間かかっても作業が終了しない。確認作業中は物理メモリーも使い切っているし、ハードが貧弱すぎて良くないのだろうと考え、一旦作業を中止して、不要なプログラムを削り、デスクのデフラグもやってみた。その後“更新プログラムの確認”を再開してみたのだが、状況に変化なく延々と確認作業が続いていつまでたっても終わらない。
つい最近のことだが、自分が使っているノートPCでも更新作業がいつまでも終了しないという現象に見舞われたのだけど、一晩放置しておいたところなんとかアップデートできたということがあった。
これといった次の手もないので、とにかく更新作業をさせたまま放置することにした。以降変化がないか時々チェックしながら経過を観察したところ、2晩と3日めにしてようやく「163個の更新プログラムがあります。」と表示されるようになった。
ダウンロードを行い、現在それらを順次インストールさせているのだが、2時間ほど経過してようやく20個程がインストールできた状況だ。この調子ではインストールさえも丸1日はかかりそうだ。
Windows7も発売開始からもうすぐ7年、アップデート関係も相当に複雑になってきていて更新作業のトラブルがいろいろと起きているらしい。累積したアップデートファイルはサービスパックにまとめてもらいたいのだが、7のメインサポートがすでに終わり、Windows10に移行してもらいたいMSとしてはそんなつもりはないのだろうね。
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