映画「トリプル9」
現実感のある犯罪映画は好みなのだが、これはという作品にはなかなか出会えない。久しぶりにブルーレイディスクをレンタルしてみたら、ぴったり私の好みにはまった映画が「トリプル9」だった。
現職警官もメンバーとなっている犯罪グループがユダヤ系のロシアン・マフィアに弱みを握られ、仕方なくマフィアのために危ない仕事をやることになるというお話。終盤はちょっと消化不良気味だけどなかなかに良い脚本だ。
役者の面々が良いよね。ウディ・ハレルソンなどは画面に登場するだけでもう存在感がいっぱい。捜査する側の刑事を演じるケイシー・アフレックも好演。
特典映像に関係者のインタビューが収録されていて、それを見てみたらケイト・ウィンスレットが出てくる。さてはこの映画のプロデュースをしていたのかと思ってしばらく聞いていると、なんとロシアン・マフィアの女ボス役を演じていたのがケイト・ウィンスレットだった。
女ボスは重要な役柄だったのに、彼女だったとはまったく気がつかなかった。すっかりオバサン役が板につくようになっていたのだね。それにしても化けたものだと感心することしきり。気付かなかった私が鈍いだけなのかもしれないけど。
予告編
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